チャイニーズバフェはみんなでシェアする円卓のよう
中華料理を食べたい気分。しかもいろんな味のものを食べたい。
…、となったらバフェだなぁと思って新宿のルミネエストの「甜點菜楼 」にやってくる。
タナカくんがいなくなってさみしくってさみしくて食欲も出なくてショボンとしていたときに友人が連れてきてくれた店。「無理しないで食べたいものだけを食べられるだけ食べればいいからネ」って言ってくれたのがうれしくって、案外たくさん食べたことを覚えてる。
小籠包や焼売が入った蒸篭が蒸し器の上に積み上げられてて、蒸気が下から上がって熱々。
火傷しないようとヤットコが置かれていたりするのがたのしくって、しかも案外おいしかったりするのがうれしい。
フカヒレ入りの小籠包とエビの焼売をまずとってお腹をポワンとあっためる。黒酢と千切りの生姜が用意されているのも本格的で、黒酢に浸した生姜をのっけて味をととのえた。
料理をあれこれ。
肉団子の黒酢酢豚風の料理や、エビの代わりにイカを使ったチカチリだとか、原価をあまりかけずに作る料理が案外おいしくってネ。
特に黒酢肉団子はザクっと歯切れてふっくらとろける。
酢豚よりもおいしいかも…、って思ったりする。
麻婆豆腐がかなり本格的な味だったりして得した感じ。
五香粉の香りひとつで日本海を超えて大陸に気持ちが向かう。
オモシロイ。
蒸し鶏よりも野菜が主役のバンバンジーのサラダや茄子の煮込み、野菜の酢漬けと野菜も食べる。
中国料理って円卓に座って大人数で分け合い食べるようにできてる料理。バフェは円卓料理がカウンターに並んでるんだ…、と思えばたのしい。
お腹がどんどん空いてくる。
高菜チャーハンができました…、とアナウンスがありそれをメインに油淋鶏や黒酢肉団子、イカチリをそえ枝豆散らしてプレートランチ風にする。食べるところで味が違ってくるのがオモシロイ。
ブロッコリと搾菜の炒め物がおいしかった。
最初みたとき搾菜がブロッコリの茎をスライスして使っているように見え、それにしても大きなブロッコリだったんだなぁ…、って思って名前を書いた札をみたら搾菜だった。
熱の入ったブロッコリ特有のの儚い食感を搾菜のカリカリ感が引き立てて、こりゃいい工夫。家でも作ってみようかなんて思ったりした。オキニイリ。
注文をして作ってもらう汁麺が醤油、塩味、担々麺と3種類。担々麺を作ってもらい、お粥用にと用意されてた揚げワンタンと塩ネギをのっけてズルリ。極細麺がボク好みにてスープでお腹をあっためる。
〆に杏仁豆腐とライチ。ライチを食べると母のコトを思い出す。ひさしぶりに電話をかけようと思って席を立ちました。
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