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しんぱち食堂。鮭の塩焼きで朝。セルフレジが賢くなった!

ひさしぶりに「しんぱち食堂」で朝ご飯。

炭焼きの魚がメインの定食を気軽に楽しむことができるチェーン店で、もともとスタンドスタイルの一人焼肉の専門店をやってた会社がはじめた業態。
「家で調理することがむつかしい」料理を売り物にすれば成功しやすい。
外食産業の鉄則で、炭で焼くっていうのはそこにピタッとハマる。
しかも誰でも同じように、しかも短い時間で魚を焼き上げることができる独自の調理器まで開発して始めた商売。
人気を博して今では結構、お店があります。

朝の時間は気軽な値段の定食があり、案外にぎやか。
おじさんだけじゃなくて若い女性の一人客が結構目立つ。おいしい焼き魚を食べたい気持ちに男女、年齢の区別なし…、ってことなんでしょう。
一席ひとつのタブレット。まず着席して注文をする。
このタブレットが使いやすくて食べたいものがすぐ見つかるのに感心します。
焼き鮭の定食を発芽玄米ご飯で注文。サイドに納豆、わかめと茹でたインゲン豆の胡麻和えを追加する。それでも1000円かからない。

独自に開発したのは両面を一度に焼き上げる炭焼きマシン。
理論的には調理時間は半分になる算段で、それでもやっぱりほんの少々時間がかかる。
10分ちょっと待ちましたか。
タブレットの横には薄口、濃口と醤油が2種類。
七味の他にレモン果汁が揃ってて、魚を自分好みに食べられるよう工夫されているんでしょうね。
なかなかに粋。
メインの鮭にわかめの味噌汁。蓋した飯器の上に漬物というのがここの基本の配膳。

小さな鉢に納豆にネギ、芥子がちょこんと添えられて、わかめはたっぷり。ポン酢少々、胡麻ぱらり。

わさびが別添え、1番奥にはインゲン豆と料理ぎっしり。さて何からどうして食べようか…、ってワクワクしてくる。
ちなみにメインの鮭は小さめ、なにより薄い。皮はバリッと焼かれてて脂ものってて決して悪くはないのだけれど、これでご飯を一膳分、お腹に収めるのはできないなぁ…、と追加のサイドをとった自分を褒めてやる。

わかめの上に納豆をのせ、軽く混ぜて一緒に食べる。納豆と海藻類の相性はとてもよくって、特に納豆の糸が見事に切れてくれるのがありがたい。
わさびと納豆の相性もよく、わかめがキュッキュと奥歯を撫でる感じもおいしい。

インゲン豆は少々甘く、これは今の料理の傾向。汁がおいしく、なにより発芽玄米ほつほつ奥歯を叩く食感がたのしく軽快。

お腹は満ちる。
以前来たとき挙動がおそくて使い勝手の悪かった自動決済レジが賢くなっていて、それも感心。悪くない。


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