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顎においしいそばで夜

顎においしいそばを食べようと新丸ビルの地下の「酢重正之楽」にくる。

人気でいつも行列なのネ…、実は先日、昼に来たら20人ほど行列してて時間の都合であきらめた。
おいしい。
それに極太そばで食べごたえも腹持ちもよく、なにより丸の内価格と思えぬほどよき値段がいいのでしょうネ。
夜も行列。3組5人が待ってらっしゃる。10分ちょっとで席につく。
コの字型のカウンターだけ。昔は調理がちょっともたもたしていて待たされることがよくあった。最近は調理手順がしっかりしたのでしょう…、5分かからず提供される。
ありがたい。
隣の人は蕎麦前に酒。向かい側には一人でそばを食べる女性と利用動機も客層も多彩で大人な感じがステキ。

冷たいおろしそばに舞茸天をトッピング。味玉一個つけてみました。
大根おろしは野菜だし、きのこは良質な繊維質。卵でタンパク質を補って完全食じゃないかとニンマリします(笑)。

極太の麺にどっしりとした醤油だれ。
辛味噌が用意されていてそれをたっぷりくわえてよく混ぜる。

大根おろし、刻み海苔に胡麻も一緒にグルングルンと混ぜて味をなじませる。
混ぜれば混ぜるほどおいしくなるのね。だから混ぜます。大根おろしの色がすっかり醤油色にそまって麺に絡みついたところでズルリ。

スルスル啜り込むことができない太さで、ズルリズルリと口に運んで噛んで味わう。そばの香りが力強くて、噛むと軽いとろみがでてくる。
大根おろしがいい仕事をしてくれるのネ…、うま味があって口の中をみずみずしくする。舞茸天はサクッと歯切れ、煮玉子の黄身のとろけも味わい深い。

蕎麦湯を最後は注いでゴクリ。お腹もほっとあったかになる。さぁ、帰る。


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