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優秀なサービススタッフの頭の後ろには目がついている!

朝を有楽町からはじめる今日。朝ごはんを「はまの屋パーラー」でとることにする。

有楽町の皇居側。山手線の高架をくぐると不思議なほどに銀座の空気が遠ざかり空気が静かでおだやかになる。
再開発待ちの古いオフィスビルの地下一階。

建替え中は当然休業になってしまう。その準備のためか最近、いろいろな場所に出店している。
けれどこの店のメニューや商品が好きなわけじゃなく、この場所にある歴史や思い出を味わうために来ているボクにしてみれば場所が変わればまるで別物。
あれこれいろいろなやましい。
そういえばひとテーブルにもれなく一個置かれてたボール状の占いマシンがふたテーブルにひとつに間引かれていた。壊れて補充がきかないのかなぁ…、他のお店に行っちゃったのかも。どうなんだろう。

今日も朝からほどよくにぎやか。
お客さまが次々お店にやってくる。

カウンターの前で入り口に背中を向けて仕事をしていたスタッフが、お客さまの気配を感じてサッと振り向く。
振り向きざまにニッコリしながら「いらっしゃいませ」と声をかけつつお客さまへと走り寄る。
優秀なサービススタッフは頭の後ろにも目がついているってよく言うけれど、そういう人をひさびさみました。
見事なり。
たまごサンドとツナサンドをハーフハーフで注文します。

いつもは玉子とハムの組み合わせ。だから今日はちょっとイレギュラーな組み合わせ。ツナの方だけ焼いてくださいと注文つけてしばらく待って出来上がり。

いつもながら見事な玉子の焼き上がり。ふっくらしっとり、味もしっかり入って軽く塗ったマヨネーズだけで味が十分整うステキ。一枚挟んだレタスがシャキッとふっくら玉子の食感引き立ておいしくさせる。
ツナを挟んだトーストの焼き加減もいつも通り。パンの水分がしっかり抜けてカサカササクッと前歯をくすぐる食感がいい。ツナの中には刻んだタマネギ。それがシャキシャキ歯ざわりがよく軽い辛みがツナのうま味を引きしめる。代わる代わる食べつづけ最後に残すのはツナサンド。

最近これがオキニイリ。

お供にもらったアイスコーヒーのシロップが黒糖味でやさしくて全部注いでほっこりします。

ちょっと贅沢、1180円の朝ごはん。


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