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伊勢丹とロイヤルホールディングス
夕方、伊勢丹で買い物をする。
買い物ついでに館の中を少々散策。さすがに平日ともなると館内はかなり静かで完璧にお客様より店舗スタッフの方が多いという状態。
百貨店の売り場に立つ人は接客業でもあるから、リモートワークができない人たち。
もともと日本の百貨店はもしものためにスタンバイしている人があまりに多くて、それが生産性を下げてる原因。果たしてアフターコロナでどんなことになるんだろう…、って思ったりする。
百貨店とは一体ナニモノなのか…、という根源的な疑問にまで掘り下げ対応しなくちゃいけない課題。こりゃ大変だってしみじみ思う。
ついでのついでに軽く食事をして帰ろうと、食堂街をぶらぶら歩く。そうだ、たまには大食堂。イセタンダイニングにやってくる。かつては「特別食堂」とか「大食堂」とか呼ばれたファミリー向けの食堂も、名前ハイカラ。ダイニング。
和食に中華、洋食と何でもあります。
かつては寿司に蕎麦に天ぷらの組み合わせなんて定食もあったけど今は寿司はお休みのよう。
季節のおすすめが冷やし中華なんだけど、隣の人が百貨店の中もお店の涼しくて体が冷えちゃったから熱いラーメンの方がいいわね…、なんて言ってた。
夏に冷たいものがおいしいっていうのは遠く昭和の話。
季節料理の作り方も考えなきゃね…、って思ったりする。
ちなみに提供された紙おしぼりにロイヤルホールディングスのロゴが入っておりました。
なるほどロイヤルさまの店だったんだ。確かに彼らのファミレス的な店に対するノウハウはしっかりしてるから伊勢丹としても安心して任せることができるのでしょう。でもそれならロイヤルホストをそのまま作った方が潔いんじゃないかと思ったりもする。どうなんだろう。
アメリケーヌソースドリアのセットがあってたのんだ。ご飯に対してソースたっぷり、しかも表面のチーズがこんがり焼けていてなかなかおいしい。ソースの下のご飯にブイヨンの味がしっかり入ってて誰もにとっておいしい洋食を作らせたらロイヤルのセンスに技術はやっぱりスゴイ。
ソースの中に栗の甘露煮がいくつか入っているところ。まさにロイヤルホストの名作、コスモドリアと同じでござる。笑っちゃう。
すりおろしたキュウリをベースにしたドレッシング。サラダの野菜の状態もよい。コーンポタージュは知らずに飲んだら冷たくびっくり。夏だからって冷たいスープがゴチソウじゃない…、って実感しました。オモシロイ。