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カレーうどんの日のインディアン味噌煮込みうどん
今日はカレーうどんの日。
6月2日がカレーの日。7月2日がうどんの日。それで8月2日をカレーうどんの日にしようと2010年に決まったらしい…、なかなか強引(笑)。その強引にのっかって、カレーうどんを食べることにする。
果たしてどこで食べようか…、としばらく思案。東新宿の若鯱家?と思いもしたけど行こうと思って行けてなかった、味噌煮込みうどんの専門店にカレー煮込みがあったはず…、と思って来てみる。
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本郷三丁目にある「味噌煮込罠」という店。「ミソニコミン」と読ませるところが愛らしい。若いご主人が料理を作り熟年ご婦人がサービスをする。親子でらっしゃるのかなぁ…、ご主人の着るTシャツに「No Miso No Life」ってプリントがついているのにニッコリします。
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「インディアン味噌煮込みうどん」っていうのがカレー煮込みうどんなのでしょう…、選んでたのむ。
カウンターにテーブル数卓。
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開店同時の訪問で、カウンターの一番奥の1席もらう。
目の前で料理ができる一部始終をみることができる一等席!
うどんを茹でる。
生麺をそのまま汁で煮込むのじゃないんだなぁ…、と思いながらもその麺の艶やかにしてなめらかなことにウットリ。
鍋に味噌を溶いた汁を注いでカレー粉を溶く。
茹で上がった麺をそこに投入。
クツクツさせながらネギに油揚、鶏肉、卵を割り入れ、カレー粉を足し蓋して煮込んで出来上がり。5分少々だったでしょうか…、グツグツ沸騰する鍋に取り皿、ご飯に漬物でひと揃え。
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カレーの香りが鼻をくすぐりお腹を鳴らす。まだほぼ生の卵の上に、麺をかぶせて七味をかけて食べる準備が万事ととのう。いただきます。
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平打ちの麺。ツルンとなめらか。なのにかなりの嚙みごたえがあり食感上々。
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カレースープもなかなかのもの。カレーの辛味や香りがガツンと最初に口にやってきて、それが引けると出汁の旨さがじわじわ舌から滲み出す。味噌の風味がしたかと思うと、最後に酸味が湧いて出て、あと口スッキリ。たったひと口でいろんな料理を食べてるような変化に満ちたオゴチソウ。
茹でた麺であるにもかかわらず硬さがずっと持続して、しかもスープにとろみが付いてくるのもステキ。
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ほどよく熱が入った卵をご飯にのっけてそっと割る。黄身がとろりとキレイな半熟。味噌の風味のついた白身はフルンとなめらか。ネギはシャキシャキ、かしわはむっちり。こりゃおいしいや…、とハフハフ食べて汗だくになる。
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表に出ると熱波が涼しく感じるステキ。堪能しました、オキニイリ。