坂内で普通のラーメンにあれこれトッピング試みる
夜、ひさしぶりに「坂内」にした。
思い出のたくさんある店。
コロナ前には夜遅くまでやってくれてて夕食どきを逃したときにありがたかった。
この界隈にラーメン店が当時は少なく、ときにびっくりするほど忙しくなることがあって疲れ果てた店主さんが目の前で倒れてしまったこともあった。
オーナーが変わり、店もすっかりリニューアルしてどこかよそよそしくなったけど嫌いになれないお店の一つ。
「毎日食べてもあきない味」ってキャッチフレーズが書かれてた紙のメニューはなくなって、人の背丈ほどの大きなオーダー端末がおかれるようになりました。さてなにを食べようと前に立って思案する。
まずは普通の喜多方ラーメン。
ネギをたっぷり食べたいなぁ…、と思って辛ネギをトッピング。
青唐辛子のトッピングっていうのを見つけてそれと味玉。
しばらく待ちます。
まずはネギと青唐辛子がやってくる。
お酢とラー油で味付けをした白髪ネギがおいしくって、トッピングであると同時に調味料的役目を果たすの。
青唐辛子のスッキリとして突き刺すような辛味は今の季節にありがたい。
しばらく待ってメイン到着。
実は最初からネギや青唐辛子がのせられたメニューもあるけど、なにも足さないここのスープを味わいたくてトッピングにした次第。
しっかりとした旨みにこれぞ日本のラーメン的な香りに味わい。スッキリとした後口で、好きだなぁ…、ってしみじみ思う。ただ昔に比べるとケミカルな感じが目立つようになったのがいささか残念。
ネギと青唐辛子をトッピング。それぞれの酸味や辛さがじわじわスープに溶け出して味の輪郭が刻々かわる。
若干平たくよじれた麺はちゅるちゅる唇撫でてバッサリ歯切れてちらかる。ネギはシャキシャキ歯触りがよく、口の中をみずみずしくする。
いい組み合わせ。
胡椒をパラリ。お酢をもらってかけまわし、ズルズルスルスル食べ進む。
それにしてもチャーシューが本当に薄くなっちゃいました。食べるとあっという間になくなっちゃうのネ。
脂の食感もほとんどなくて、ちょっと残念。
いろいろ工夫をしてるんでしょう…、工夫しすぎて元も子もなくなっちゃうぬよう願うばかりのオキニイリ。