マイナースポーツのマイクロマーケティング
フラッグハント協会は、コロナで事業が稼働しない状態なので、棚卸しと仕込みを地道にやっているが、弊協会のマイクロマーケティングをご紹介。
金なし、コネなし、興味なし
フラッグハントは一般社団法人として競技推進を行なっているが、これまで大口協賛やスポンサードを受けてこなかった。と言うのも、そもそもがこのスポーツが好きでプレーしている仲間が、競技仲間や同士を増やしたい。という思いでやっているので、初動から過度なマネタイズに走らず、純粋にスポーツの魅力、競技の改善に探求してきた。結果良かったと思う。
とは言え、フラッグハントって何?と言うところから、一から説明し、競技人口を増やし、同士を増やしていくにはマーケティングが必要であった。金もなく、コネもなく、興味がない(というか世の中に無いものなので、そもそも知らない)、スポーツをどう広めるか。1つの事例を紹介したい。
マイクロファンの集合体TikTok
たまたまご縁があり、TikTokという若者を中心に火がついた動画プラットフォームアプリで、弊団体の何気ない活動を投稿するに到った。
一年弱で900万回再生突破!
TikTokが凄いところは、バズらない動画は全く跳ねない→身の丈ってやつだ。しかしながら、たまたまエモい動画が撮れると、そもそものアカウントパワーに関わらず、フラットにいいね!が飛び付くように増えてくる。良いものはアカウントが小さくても人目に触れてくれる。有難いアルゴリズムだ。
また面白いのが、今まで繋がっていなかった人達にリーチ出来た点だ。例えば、
PUPGや荒野行動などのFPSファン
マイナースポーツ競技団体
地域活性化を目指すお役所の方
ありとあらゆるジャンルの方からTikTokを通じてお問い合わせが来るようになり、イベントの度に、TikTokを見て遊びに来ました!という人が一定数いるまでになった。
中でも嬉しかったのが、北海道札幌でイベントをした際、事前告知をしたところ、わざわざ道内2時間かけて遊びに来てくれた親子がおり、[tiktokを見て来ました!]と駆けつけてくれた。結局10人以上見知らぬ地の人達から、TikTokで見ました!と驚きのリアクションが。。
我々のようなマイクロファンに支えられているスポーツ競技団体が自由に表現し、その少しの琴線に触れた方が強い絆で繋がってくれる。。TikTokはそのようなプラットフォームなんだと実感した。
マイナースポーツ競技団体の他の事業者にも、是非お勧めしたいツールの一つである。
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