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解答・解説速報 第36回社会福祉士国家試験解説 保健医療サービス

榊原福祉チャンネルを運営している社会福祉士・弁護士の榊原尚之です。
第37回の試験に向けて、直近の試験の内容を知ることは大事なステップになります。
是非、一日も早く、過去問で目指すべきターゲットを知り、その過去問を読んで正解に導けるための知識やスキルを身に着けてください。
YouTubeの榊原福祉チャンネルの動画と合わせて学習することをお薦めします。



問題70

公的医療保険における一部負担金に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1 療養の給付に要した費用の一部負担金の割合は、一律3割である。

2 被用者保険に加入中の生活保護の被保護者は、一部負担金のみが医療扶助の対象となる。

3 正常な分娩(ぶんべん)による出産費用の一部負担金の割合は、3割である。

4 1か月の医療費の一部負担金が限度額を超えた場合、保険外併用療養費制度により払戻しが行われる。

5 入院時の食事提供の費用は、全額自己負担である。


解説 難易度5

選択肢1は、✖
それぞれの年齢層における一部負担(自己負担)割合は、以下のとおりです。 
・ 75歳以上の者は、1割(現役並み所得者は3割。現役並み所得者以外の一定所得以上の者は2割)
・ 70歳から74歳までの者は、2割(現役並み所得者は3割。)
・ 70歳未満の者は3割。6歳(義務教育就学前)未満の者は2割。
厚生労働省の資料を見てください。

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