エアークローゼット上場に寄せて
まずは、エアークローゼットの天沼さん、前川さん、小谷さん、メンバーの皆さま、ステークホルダーの皆さま、この度は東証グロース市場への上場、本当におめでとうございます！！
2022年7月29日（金）に、サムライインキュベートの投資先であり、私が社外取締役を務める株式会社エアークローゼットが東証グロースに上場しました。
私が初めてお会いしたのは、サムライインキュベートのオフィスがまだ天王洲アイルにあった時、2014年1月でした。そこからもう8年半ほど経ちます。100個のビジネスアイデアから『airCloset』という事業を生み出し、ここまで来られたことを本当に嬉しく思います。
左から、榊原、エアークローゼット 前川さん、同 天沼さん
『airCloset』は、仕事・家事・育児と日々忙しい女性が抱く、オシャレはしたいけど「時間が足りない」「お金が足りない」「洋服の置き場所がない」といった課題解決に挑戦したサービスであり、サムライインキュベートの投資先の中でも、最もサービスリリース前から多くの方々に刺さったサービスです。
『airCloset』というサービスが、そういった女性の課題を解決し、プロのスタイリストさんが選定した洋服を家でレンタルするという新たなファッション文化と、購入でなくレンタルするというシェアリングエコノミーという新たな文化をつくったと言っても過言ではありません。大きな誇りです。あらためて、そんなエアークローゼットとずっとご一緒させていただき、心から感謝をしています。
パッと見、『airCloset』は華やかなサービスに見えますが、その裏側のオペレーションは相当複雑で、重たいものです。洋服の仕入れ、スタイリストさんの選定、在庫管理、クリーニング、配送など、純粋にプロダクト・サービスを販売するのとは異なるフローがいくつもあります。当初は私も、魅力的なサービスではあるけども、事業としては成立しないのでは…と不安に思ったほどでした。エアークローゼットの競合優位性は、そのオペレーション部分も大きな要素の一つだと思っています。
これは、株主である寺田倉庫様、中園ホールディングス様、モノフル様をはじめとする、多くの方々のご支援があって実現することができたものだと思います。
本当にありがとうございます。
上場にあたって、エアークローゼットの天沼さんがいくつかメディアでインタビューを受けていらっしゃったので、ぜひご覧ください。
今後も私は引き続き、社外取締役として携わっていきます。
エアークローゼットが有する様々なデータは唯一無二の価値を持っています。そのエアークローゼットのポテンシャルを最大限引き出し、世界を席巻する企業を越えるような企業にすべく、引き続き邁進してまいります。
株式会社サムライインキュベート
代表取締役 榊原 健太郎