2021年3月の園だより
子どもたちの成長を喜び合いながら「もう一園作りたいね」といつの間にか誰かが口にするようになり、小さな思い出を積み重ねた日々が生んだ新しい保育園が、ようやく3月22日に開園します。ごしょがだに保育園は、いふくまちを育んできた職員や保護者、関わってくださった大人たちからの、子どもたちへプレゼントでもあるように思います。この出来事そのものが子どもたちの心に残っていくと嬉しいなと思いながら、開園までの一瞬一瞬を子どもたちと一緒に楽しんでいる今。あらためてその責任の重みを実感しつつ、未来を一緒に作っていきたい!という思いを心に、職員一同がんばっています。保護者のみなさんにも、本当にお世話になっており心より感謝しています。
さて、3月12日に、子どもたちには紙芝居で、どちらの園に行くのかを伝えています。かよさんがストーリーを手掛け、あきこさんが絵を描いてくれたスペシャルな紙芝居。内覧会でもお披露目しますので、ぜひご覧ください。また、進級にあたり、グループの名前を決めたり、引越し準備で心を整えたり、子どもたちなりに大きな変化を少しずつ受け入れようとがんばっています。新しい先生も増え、新しい友だちやその家族も増えるため、園内が少しずつ大きな社会となりつつあり、大人も子どもも、より多様な意見を取り入れながら、葛藤をそのまま受け入れる力や、わからなさを抱えていくこと、それでも共感的、創造的に対話しながら、未来に目を向け、新しいことに挑戦していける場となるよう、皆で暮らしをつくっていきたいと思います。
令和3年度も引き続きどうぞよろしくお願いします。