【正直レビュー】ガンダムマーカーエアブラシシステムを使ってみた
長久手市の行政書士、酒井洋一です。
普段は相続・遺言のお手伝いや不動産のお仕事をしています。
noteでは、専門的なコラムや僕が普段考えていること、趣味のことなどを綴っています。
ガンダムマーカーエアブラシシステム
先に結論を言っておくと・・・エアブラシ初心者にとっては「概ね素晴らしい」です。
ペン(ガンダムマーカー)を差し込むだけで手軽にエアブラシ塗装を楽しむことができるこの画期的なアイテム。
何が素晴らしいのかをこの後じっくり解説しつつ、イマイチだなと感じたところも正直にお伝えしようと思います。
この記事は、
・ガンプラは趣味だけど、素組みや筆塗りだけでエアブラシ塗装はやったことがない
・実はエアブラシ塗装に興味がある
・レビューを読んでから購入するかどうか検討したい慎重派
・エアブラシ上級者ではなくエアブラシ使ったことない初心者のレビューが読みたい
・心の広さに定評があり、レビューに200円くらいなら投資してやってもいい
そんな人向けとなっています。
提供頂いたお金は次のガンプラ購入費用もしくは勉強のための書籍購入費用に充てさせて頂いています。ありがとうございます!
はじめに
まず初めにお伝えしなくちゃならないのが、僕はエアブラシ初心者だということ。
これまでプラモデルは5年くらいテキトーに作ってますが、塗装といえば筆塗りの部分塗装がメイン。
エアブラシにだけは手を出すまいと誓っていました。
理由は単純で、そんな本気でプラモデルをやろうと思ってなかったんですよ。
自宅で趣味で、自分が納得いく程度のものが作れれば満足かなと。
そんなふうに考えていた時期が、僕にもありました・・・。
▼制作したガンプラの紹介はこちら▼
ところが人間、のめり込んでいくほどに上を目指したくなるものです。
でもコンテストで優勝しようとか、他人と比較して上を目指すというのとはちょっと違う。
自分の中の最高傑作を更新しようとする、自分との戦い。飽くなき挑戦。レベル上げ。
そんな僕の気持ちとガンダムマーカーエアブラシシステムは邂逅してしまったのです。
まるでアムロがガンダムに出会ったように。
バナージがユニコーンガンダムに導かれたように。
嗚呼、なんという運命。
というわけで、これまでエアブラシを使ったことがない人が初めて使ってみるとどんな印象なのか。
良いところ・イマイチなところを正直にレビューします。
内容物
それではまずは内容物から解説していきましょう。
興味がない人は飛ばすといいぞ。
・エアブラシ本体
・エアー調整バルブ
・Mr.エアースーパー190
・エアーホース
・ガンダムマーカーエアブラシ専用替え芯
・取り扱い説明書
が入ってます。
しめて3,740円(税込)なり。
実売3,000円弱かと。
エアブラシ本体にホース、バルブでエア缶と接続。
エアブラシ先端に好きなカラーのガンダムマーカーを差し込むだけで準備完了です。
使ってみた
とりあえず試しに使ってみました。
分かりやすいようにグレーのランナーにイエローゴールドを試し吹き。
一度吹いただけでも感動の色付きです。
乾燥させてから2度目。
初回なので多少のムラは仕方ないものの、全体的に鮮やかなゴールドが塗れました!
特に「G」の左の辺り、ランナーがパイプのように曲がっている辺りの美しさは目を見張るものがあります。
これはスゴい。
続いてニューホワイトを。
1度では下地が透けて見えています。
2度吹いて下地の隠蔽が完了しました!
ゴールドより粒子が粗く感じるのは厚塗りをしてしまったせいでしょうか。
こちらの写真の方が粒子の粗さが分かりやすいかも。
マスキングもやってみましたが、こんな凹凸の激しいところでやるもんじゃないですね。
テープもその辺にあったものでやったので・・・おかげで課題が見つかりました。
ちゃんとした専用のマスキングテープを買おっと。
超手軽にエアブラシ塗装ができる
ではこの辺りからガンダムマーカーエアブラシシステムの善し悪しを見ていきたいと思います。
まずはなんと言ってもこの手軽さ。
手軽さこそがガンダムマーカーエアブラシシステムの核心と言っても過言ではないです。
ペン(ガンダムマーカー)を専用のエアブラシの上に差し込むだけ。
超手軽。
もうこれは画期的としか言いようがない。
ペン先の位置調整も難しくないし、エアブラシの取っ付きにくい感じがまるでありません。
そもそもガンプラ趣味&エアブラシ未経験の人なら、ほとんどの人がガンダムマーカーの1本くらいは持ってるのでは?
元々持ってるペンを刺すだけ、あるいは必要なカラーを買い足すだけですぐにエアブラシ塗装が始められるのは素晴らしいの一言に尽きます。
エアブラシ塗装の敷居を下げて、ガンプラファンのレベルアップに確実に貢献していると思います。
エアブラシ特有の面倒くささがない
他の本格的なエアブラシを知らないので客観的な比較になりますが、いわゆるエアブラシの清掃がいらないというのはかなり大きなメリットじゃないかと。
準備と片付けってやっぱり面倒なんですよ。
楽しいところだけやりたい。
そんなワガママな僕に清掃は無理。
しかーし、ガンダムマーカーエアブラシシステムはマーカーペンの先端に溜まった塗料を吹き飛ばすだけのシンプル構造なので、塗装後はペンをしまうだけ。
超ラクチン。
違う色を吹きたいときは、ペンを差し替えるだけ。
超ラクチン。
更にはエアブラシには必須であるコンプレッサーがいらない。
主に夜にガンプラ制作する身としては音は大敵。
その点、ガンダムマーカーエアブラシシステムは接続したエア缶から圧縮空気を送るだけなので音がほとんどしないんです。
超静か。
あと場所も取らないですし、ガンダムマーカーは臭いもほぼありません。
家族の理解も得やすいです。
価格が安い
先述の通り、価格は3,740円(税込)、実売3,000円弱です。
一般的なエアブラシを検索してみると、幅はあるものの2~4万円程度はザラです。
ちょっとやってみようかなレベルでは到底出せない金額ですな。
その点このガンダムマーカーエアブラシシステムならお財布的にもダイスケ的にもオールオッケー。
各色を紹介|薄く均一な塗装が可能に
ということでここからは実際にパーツへの塗装を見ていきましょう。
こちらの、制作途中で放置されてしまっていた可哀想なグリモアレッドベレーさんに実験台になっていただきます。
各パーツにいろんな色を吹き付けて試してみましょう。
ガンダムアイグリーン
2度吹いてます。
気持ちの良い発色ですね。
ガンダムレッド
ツヤ感が素晴らしい。
レッドは塗料にクセがあるといいますか、水分多めな感じがあるので吹くときに薄塗りを意識した方がいいかもです。
ガンダムブルー
写真では青の発色がイマイチですが、現物はもう少し鮮やかな発色のいわゆるガンダムブルーです。
それにしてもミリタリーグリーンのパーツに吹いたとは思えない美しさ。
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