遅刻確定 夢日記2023.5.12

 自宅。
 ふとスマートフォンの画面を見ると、10時55分だった。11時から仕事が始まるのに、どうしたって、あと5分では職場に着かない。
 寝坊して今、目覚めたのではない。とっくに起きていて、弟と遊んでいたのだ。
 スマホを2台持っていて、アラームをセットしたのが古い方だったから、壊れていて、鳴らなかったのだろうか。何かしら不具合があったから機種変更をしたのだろうし、大事な用事のためのアラームには、新しい方を使うのが良いようだ。
 遅刻確定という事実にショックを受けている僕の様子を見ながら、事情を理解できない歳の離れた弟はぽかんとしている。
 居間に行くと、見ず知らずの男女が5人ほどいた。僕の自宅のはずだが。
 全員30代くらいの彼らは、徹夜で何かをしていたらしく、疲れきっていた。そんな中、リーダーらしき男性が、残った力を振り絞って、うちの台所を勝手に使って、チャーハンを作り始めた。
 大きな中華鍋を使って、大量に作っている。ガスコンロは、中華料理屋の厨房にあるような、中華鍋にフィットする形状で火力の強いタイプだった。我が家の台所に、こんなのあっただろうか。
 居間には見覚えのない大きなテーブル。全員が座ってもまだ余裕がある。出来上がったチャーハンが皿に盛られて並ぶ。僕の分もあるというので、仕事のことは一旦忘れて、いただくことにする。

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