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#1 状況整理③

うちの母さんは、とても厳しい人だった。

いや、厳しい人、というより、感情的な人。

いや、ちょっと違うな、何て言うか、

、、、がっぷり四つ。これだ!!

がっぷり四つな人。

台風のような人だ、と、表する人もいる。

とにかく、パワフルなエネルギーに満ち溢れた人だから、周りに及ぼす影響も災害級なのだ。
(色々話したいエピソードもあるけど、キリがないのでまた別の機会にする。)

僕は、母さんが大好きだった。

いや、今も好きは好きなんだけどさ、
質というか、熱量が全然違うの。
少年にとっての母親の存在って。

母さんが笑うと、僕は嬉しくなる。
母さんが泣くと、僕は悲しくなる。
母さんが怒ると、目の前の世界が崩れ去る。

母さんには、ずっと笑っていて欲しい。
僕は、母さんを笑わせるために生まれてきたんだ!

いい子でいると、母さんは喜ぶ。
悪い子でいると、母さんは悲しむ。

母さんが喜ぶような、いい子でいよう。
母さんが悲しむなら、もっといい子になろう。

・・とまあ、そんな感じ。

世の大半の少年と同様に、
僕にとって母さんは、
まさに、僕の世界の全て、そのものだった。

家出したり、散々心配かけたけど、
散々ぶつかって、ワンツー飛び蹴りされたりもしたけれど、
愛があればへっちゃらだった。

ママは、誰よりも尊い存在だと、僕は知る。
地球上の全てのママさんを、僕は全力で肯定していきたい。
そのために僕の人生を注いでも、きっと後悔しないだろう。

だって、尊敬するあの人もこの人も、
スティーブ・ジョブズも孫正義も、
コロンブスも坂本龍馬もキムタクも金正○も、
想像主はママなのだから!!!!!

、、、やや脱線気味だけど、
自分が何者かを考えるうえで、
シスコンで、マザコンで、ブラコンだ、という自己特性をここで棚卸ししておこうと思う。

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