①権限移譲について
組織は小規模な時は圧倒的なリーダーシップで、従業員を引っ張る。所謂、「ワンマンオーナー」のが成長性が早い。
ワンマンオーナーというと少し響きが悪いが、
実は立ち上げスタートアップ時ではこのタイプが成功を収めるケースが多いのだ。
ただし組織が一定規模に成長した際、
役職階層も増えていくと今回のテーマの「権限移譲」を進めるべきだと感じる。
弊社でも、力強いリーダーシップを発揮するリーダーの組織でありがちなことだ。
課長がメンバーから相談が来ると、
「部長に確認する」と毎回メンバーに返してしまう。メンバーからすると毎回これだと「だったら部長に直接聞こう」という心理が働くには当然だ
。
これの現象は、「部長→課長へどこまでを自分で決済して良いか?」が不透明、つまり権限移譲されていないことが原因であり決して課長が能力がないわけではない。
この権限以上を部下から上進することは難しいので、上司が明確にしてあげる必要がある。
この権限移譲は大切で、何となくの阿吽の呼吸でできるものではないので、上司がきっちり明文化したり声に出して権限以上することが必要。
また任せた後は「何で相談しなかったんだ?」は禁句である。仮に失敗したとしても相談なしに判断したことを責めず、ケースバイケースの体験談で「ではどうしたら良かったと思う?」と内省させることが、部下の育成につながる。
ワンマンオーナータイプが悪いわけではなく、
組織や企業が一定フェーズまで育ってきた、拡大してきたらこの権限以上を進めることで組織はスピード感を落とさず成長していく、部下の成長を通して。
いかがでしたでしょうか?
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