摂食障害と闘う医学生②
現状報告とむかし話 2024.10.29
久しぶりになってしまいましたね。実は今、再度入院して摂食障害に対して行動制限プログラムを受けていて、お風呂や離床さえも制限されている中、あまりスマホが使えないんです...🥲どんな治療かはまた退院できたら記しますね。では、今日は前回の自分語りの続きを少しだけ...💭
入院直前まで自分は"生きていて良い理由"をずっと探していた。なぜなら自分の存在価値を見出せず、なんで生きているのかわからなかったから。自分はこの世にあってはいけない存在なんだって言い聞かせていた。自分の存在意義を見出そうとすると、頭の後上方にもう1人の自分が抜け出して、考えてる自分を馬鹿にしているかのように俯瞰している感覚に囚われたとも不思議な感覚で、言い表せない気持ち悪さ・不気味さがあり、その度に酷い頭痛と自己嫌悪に陥った。そんな時、『自己犠牲の精神』は自傷行為や未遂を踏みとどまるのにこの上なく便利な存在だった。
自己犠牲とは良く出来た言葉だと思う。自分は自己犠牲について、自分が自己の存在意義について揺らぎを持った時に、他人のために何か少しでも役に立てたという事実に対して安心感を得るためにする行為の一環、即ち
自己犠牲=自己満足
だと思っていて。入院する直前までは、バイトやチーム医療の一員として参加できる実習に打ち込んだ、特に5回生になってからは、日中は実習、それ以外の時間は全てバイトを入れるなど、
"1分たりとも何もしていない時間を作らない"
ようにした。というか『せざるを得なかった』。だってそうしないと、考えてしまうから。考えたら考えるだけぐるぐるして。考えついた先は毎回自殺願望だから。だから、考える時間をなくした、要するに考えることから目を背けたのだ。バイトに取り憑かれてること自体は、恐らく強迫性障害の症状もあったのだろう。当時はそれが1番辛くなく、最善だと思っていたし、卒業までなんとか凌げると思っていた。
だけど、その考えはあまりにも甘すぎた。
今日はこの辺りにしておきます、
最後まで読んで頂きありがとうございます、では、また。
さかひで