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【ミニマリストの子育て】怒りはデメリットしかないからやめた


はじめましての方もはじめましてじゃない方もこんにちは。ミニマリストの阪口ゆうこです。

振り返ってみれば、子育てにおいて要らなかったモノもコトも多かったなと思う。必要がなかった考え方を書きます。

イヤイヤ期から始まった怒り

長男が2、3歳くらいの頃だっただろうか。世間で言う「イヤイヤ期」というものが我が家を襲った。

このお野菜食べようか。「イヤ!」
おうちに帰ろうか。「イヤ!」
お母さんがやってあげようか。「イヤ!」

何を言っても「イヤ!」の一点張り。
ピーク時には「おやつ食べようか」「お外に遊びに行こうか」と、我が子が喜ぶようなことをフェイクで挟んでみても「イヤ!」と返ってきた。私は都合よく「イヤ!」を「Yeah!」に、無理やり脳内変換していた。

自我の芽生えというものは、他人の目で見ると喜ばしく微笑ましいことなんだろう。しかし、こちとら身内であり、その前に人間。体調や心に余裕がないと、思い通りにならないことに腹が立ち怒りにつながる。

ちょっとー!!
やめてよーー!!
何してんのーー!!
ほぼ毎日怖い顔をして大きな声をあげていた。

でも、やめた。怒るのをやめた。

大人の私が、生まれてまだ3年しか経っていない子どもにギャーギャー言ってることに興醒めした。というか、他人が子どもに怒っているところを見てエグいくらい冷めたことがあるのだ。

人の振り見て我が振り直せ

もう15年以上前の話だが、携帯電話のお店で小さな女の子を連れた女性が店員さんにゴネている場面に遭遇した。
「携帯が壊れたから困ってんねん!旦那と連絡が取れへん!」と、かなり焦っていた。
しかし、機種変更するお金がない。さらに携帯料金の未納かなにかでブラックリストに載っていたらしく、新規契約もできないとかで、女性はそこをどうにかできないかと必死でお願いしていた。

そこで新規契約はルール上無理だということを店員さんが伝えたところ、その女性は隣にいた2、3歳くらいの子どもに「お前が触ったからこんなことになったんやろ!!」と、すごい剣幕で怒鳴りつけた。

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