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紫の狼に捧ぐ


塗分けが大変だった

東京マルイのCz74を塗装した。
実銃などではなく、今回は自分なりの塗装をした。
前々から自分だけの一丁が欲しいと思っており、ようやくイメージが固まったため、実行に移すことにした。

テーマは艦これの足柄。
艦これは私が高校生か中学生の辺りでハマり、足柄は二次元のキャラクターで最初に好きになったと言っても過言ではない。
あれから数年たっても未だに足柄は私の中では特別な存在である。
今後、実銃ではない塗装を他の銃でもすることになるかもしれないが、最初という記念の銃を作るにあたり足柄をテーマにすることにした。
といっても、足柄の絵や文字を貼るわけではない。
あくまで、全体やカラーリングのイメージである。

取付方法には頭を悩ませた

足柄というか艦これの妙高型というと、紫色の制服が印象に残る。
そのため、紫を主体としたカラーリングに決定。
また、U10シニアのストックが余っていたため、手を加えピストルカービンのように取り付けられるようにした。
ストック部分には狼のシールを貼ってあるが、これは足柄が「飢えた狼」と呼ばれたという史実を反映した。
これを友人たちのLINEグループに貼ったところ、狼の意図に一発で気づいた者がいた。恐。

さすがに気分が高揚する

自分だけの一丁を作るというのはいつかやりたいと思っていたのだが、いざやり終えると少しばかり喪失感があり、それを埋めるために次のアレンジの計画を立て始めた。
きっとこうして次から次に手を加えていって、それだけ金を消費していくことになるのだと思うと少しゾッとした。
しかし、いざ部屋に飾られたCz75を見るとそれはそれでよいのかもしれないと思う自分もいた。


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