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恵まれた環境

パリのL'ARCHESTE、伊藤シェフのリクエストでDroitへ。ジオードの門上さんもお誘いして、僕の友人交えて4名で。心地よい緊張感のなか、この日も森永シェフの料理は素晴らしかった。

新保さんところは若い子が多くて良いですね。と言われますが、良いところもあれば、教育しないといけないところも多々あります。若さは最大の武器ではありますが、経験が少ないことから非常識な面もあったり。いまは若いからという理由で大目にみてもらっていますが、30歳過ぎればそう言うわけにはいきません。

サカエヤには、連日のように来客があります。ほとんどが料理人ですが、スタッフにとってはこれだけでも恵まれた環境だといえます。なによりも経験値があがります。

県内のシェフは、商品の引き取りに来られるので、引き渡しの際のさりげない会話をどれだけ重要と捉えているかが大事です。商品を渡すだけの人と、会話から何かを学ぼうとする人とでは、成長速度が違って当たり前です。

先週末は、パリのL'ARCHESTE、伊藤シェフが来店。来年6月に「サカエヤ+」でのイベントも決まりました。今日は、鎌倉のアンチョアの酒井シェフが1月のイベントの打ち合わせに来店。

こんな感じで、日本だけではなく世界中からシェフが来店されます。会いたくても簡単に会えないシェフもいるので、間近で仕事が見れたり、直接話せる機会もあるので、これだけでも素晴らしい経験となります。

恵まれた環境に身を置いても、チャンスを掴めるのは貪欲な人だけです。まずは、しっかり挨拶をして顔を覚えてもらいましょう。


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新保吉伸/Niiho Yoshinobu
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