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なぜ縁もゆかりもない山口県の島(周防大島)に移住したの?

2018年に脱サラして山口県の周防大島に移住したさかえるです。「なんで周防大島?」よく聞かれます。主に3つの理由です。

ちなみに「そもそも脱サラ地方移住しようと思った理由」は…


で、なぜ周防大島に移住したの?

(1)そもそも妻の実家が広島で、広島から2時間圏内の海がある場所で移住先を探していました。


(2)人が減り、高齢化が進んでいる場所に行きたかった。

地方といえど人地方都市もあれば限界集落まで様々ある。都市暮らしは広島で経験していたこともあり、どうせ脱サラするならちょっと極端に現場に人が少ない場所でとことん働きたかった。中四国の自治体の話を色々聞いたり、候補地を巡りました。

(3)移住フェアなどで何度か相談に乗っていただく中で、島の職員の方や先輩移住者が「いいことばかり言わず、現実も含めてきちんと伝えてくれた」から。

ひと言でいえば、「素敵な人だなぁ」と思う人との縁が一番多かったから、です。目指していきたい背中の数ともいいますか。

田舎暮らしはメディアで取り上げられているような「自然豊かで、人が優しく、空気が綺麗で、食べ物が美味しい」ということだけではないと思っていましたし、実際の暮らしの中では当然大変なことも多いだろうと感じていたからこそ甘えのようなものが一切なくなり「こんなはずじゃなかった」ということもなくなるのではないかと思っていました。

そして実際に10日ほどのお試し暮らしをしてみると... あまりに個性豊かな先輩たちがいきいきと事業をやっていたり、声をかけていただいたり、ここから先は本当に多くの島の人たちとのご縁であっという間に気づいたら島で暮らしていた感じです。

とりわけ、現在住んでいる集落の周囲を、最初に行政の職員の方が案内してくださった際の出来事は今でも忘れられません。車で道を走っていても人がいたら一旦停止して窓を開け雑談したり、家のドアが空いていたら「ガラリ」とドアを開けてズンズン中に入り込んで挨拶回りをしたり…..など、地元の人とのコミュニケーションの仕方を背中で見せていただいたように思います。

地域内で信用されている方が繋いでくださったことで、とてもスムーズに島暮らしをスタートできましたし何よりどう住民の人たちとやりとりすれば良いか、という良いお手本になってくださる方との巡り合わせ、ご縁が周防大島への移住につながりました。

今では、実の親より先に人生において重要なことを報告するような関係で可愛がっていただいている"親分""兄貴分"のような方々に日々助けていただいて、楽しく暮らしています。

そういう意味では、ジワジワと島暮らしを体験し、思い切って飛び込む中で関わりを持っていただいた「人に恵まれた」というのが一番正確なところかもしれません。

田舎暮らしをする中で大変なことがないといえばウソになりますが、思い切って決断して大正解でしたし、移住してから今までそれはもういろんな方々にお世話になりまくってきたので、少しずつ恩返ししていけるように頑張りたいなと思う日々です。

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