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田舎に仕事がない、はウソ

わたしの移住した山口県の周防大島町ではたらく人のうち、自営業・家業の割合はなんと「約30%」。

これって実はすごい数字で(全国的には約10%)。


商いを自分の力でできる人の割合が多かったり、あたりまえに商売の話ができる先輩方が多い、というのは本当に素晴らしいしスゴイことだと思っています。


サラリーマンだった時には「自分で商売をする方法」など思いつきも、やり方すらも分かりませんでした。

ところが、島に来てからというもの「自分で商品を作って販売している」「加工したり、仕入れたりして販売している」という方がとにかく多い...。

本当に勉強させていただく毎日ですし、何と恵まれているのだろう、と。これ当たり前じゃないんですよね...。

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ちなみに、1955年以前の日本は、半数以上が個人事業主か家業でした。人口規模が昔に戻るのだから、はたらき方も昔に戻っていくのが合理的、とも思っています。

「雇われて働くのが普通」だったのは実はここ60年くらい。

...などということを考えているからこそ、複数の事業をやりつつ「仕事?なんぼでもあるよ?」を発信していきたいな、と。

移住の相談を受けるときの説得力も違いますし、ちゃんとビジネスを成り立たせられている、ということは私自身にとって何より大切にしたいことでもあるのです。

ときに地方公務員として、時には個人事業主として。集落支援員という「半官・半民」だからできることはこういうことを説得力を持って実践することだと思っていますし、

DBJ時代に培った半官・半民のあるべき姿を、個人でも実践していきます!

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