密教にみるゴール達成について
こんにちは気功家の一条栄です。
今回は少し専門的な内容になりますが、
大事な概念を説明しますので、ご一読ください。
今回は密教にみるゴール達成について解説します。
今日の内容を読むことで、自分のゴールは本当に達成したいことなのかわかります。
密教のゴールはもちろん悟ることです。
悟ることを言い換えで菩提(ぼだい)といいます。
真言密教でも重要人物とされる、龍猛(別名龍樹)が書いたとされる
「菩提心論」にゴール達成について記載されてます。
(もちろん菩提心論ではゴール=悟り)
引用開始
人の名官を貧ずる者は、名官を求むる心を発して、名官を理むる行を修す、
若し財宝を貧ずる者は財宝を求むる心を発して、財物を経営する行を作すが如し。
凡そ、人の善と悪とを為さんと欲るには、皆先ず其の心を標して、而して後にその志を成ず。
所以に菩提を求むる者は菩提心を発して、菩提の行を修す。
引用終了
現代語訳をすると、以下のようになります。
地位や名声が欲しい人は、有名になりたい、えらくなりたいという思いがあり、名声や地位を得るための行動を起こす。
財宝が欲しいと思う人は財宝が欲しいという思いがあって、行動に移す。このように人の善い行い、悪い行いも、はじめに「こうしたい」という心の思いがあり、その後にその目的を達成するための行動をする。よって、菩提心(悟りたいと思う心)を発してから菩提を得るための行動を起こすのです。
簡単にいうと、
ゴール達成するには
ゴールまで到達したいと思うこと、そして、
それを得るための行動を起こすことが記載されています。
重要なのは行動を起こすという部分です。
逆にいうと行動を起こしていなければ、want to のゴールではないということです。
なぜあなたはそのゴールを掲げたのでしょうか。
誰かのゴールを自分のゴールにしていませんか?
年収1000万がいいとテレビで聞いたからでしょうか。
英語が話せた方がこれからの時代有利だと聞いたから英語を話したいのでしょうか?
自分のゴールが社会的な洗脳で作りだされている場合、
行動は起きません。つまり本当にしたいと思っていないのです。
英語が話したかったら行動に現れ、英会話のスクールを吟味したり、
Youtube でも英会話系の動画ばかり目に飛び込んでくる確率が多いことに気が付きます。
ゴールを設定しても行動を起こすことが出来ていない場合、
それは自分のゴールではないのかもしれません。
私は最近週に3回ツイキャスを配信したり、ブログを書いたりしているかというとゴール設定をし直したからです。
すべて自分の行動に現れます。
行動に移しているか否かで、本当に達成したいことをゴールに設定しているかがわかるので、
是非自分は行動に移せているか確認してみてください。
一条栄
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毎週3日間夜11時半から配信しているツイキャス