正義・正論を振りかざしても生産性は低いねん
もう10年前になるかな。
あっ、日記を見返したら9年前やったわ。
当時、取引先とのトラブルがあり、係争になったことがあるねん。
いわゆる裁判やね。
被告人 辻孝太郎
懐かしいねー
僕は弁護士に「自分は間違っていない!相手がおかしい!!こんな証拠もある!」なんて、訴えていたんやね。
そのときに弁護士に言われた言葉にハッとしてん。
「結局のところ、こちらが正しいかどうかって、どうでもいいんですよ。
法的にどちらに正当性があるかは裁判になった時に裁判所が判定するだけ。
誰かとトラブルになった時って、自分の話を相手が納得・理解してくれるかどうかが大切なんですよ。」
この言葉って、何にでも通じる気がしたんよね。
アルバイトさんに仕事を教えて、思う通りにならない時に、「何でこれがわからんねん!」って言ってたらあかんもんね。
アルバイトさんに理解してもらえていない自分を反省しないと。
仕事関係だけでなく、友人、家族が相手でも、意見が食い違った時に
「俺の言うてることが正しいやんけ」と言ってたら、ラチがあかんよね。
歩み寄りが必要。
理解してもらう努力が必要。
伝わっていないのは、自分が伝えられていないだけ。
自分の正義、正論を振りかざすだけでは、誰得にもならない。
生産性が低いねん。
聖人君子になれ!なんで話ではなく、合理的に考えて、自分にストレスがたまらないようにするために、、、
相手に歩み寄って、伝える努力をするべきやねん。怒っても仕方がないねんなー。
あっ、冒頭の裁判はほぼこちらの思惑通りの結果になった。
伝える努力、頑張ったもん(笑)
お金は減ったし、当時は精神すり減らされたけど、、、ええ経験できたよねー。
友達の経営者がSNSストーリーに上げていた本。
読んでいたら、9年前の係争の話を思い出したんよねー。