「蛍の、、、」


俺は疲れていた!!

平日の22時過ぎ、
ジム終わりでサウナに入っていた。

サウナにはおじさんと2人っきりで、おじさんは体育座りをして下を向き、うなだれていた。

何かに似ているなと考えていると、

「蛍の光やん」

気づいたら声に出ていた。

まるで蛍の光の最後の三宮駅でのシーンだったと気づいた時には脳から直結で声帯に、

するとおじさんは、バッと振り向きこちらを見た。

ヤバイ、これから何か俺に不都合なことが起きそうや。

そう考えていると、おじさんは

「蛍の光だよ」


!?!?!?!?


そう、ジムの営業時間は23時まで、サウナに入ったのは22時半くらい。

蛍の光が流れ始めていた。


奇跡の不都合回避!

おじさんも若者に教えられて満足そう。

まさかのwinwin

「あ、あざっす」

そう言って俺はサウナを後にした。

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