まりんちゃんはじぶんのことをまりんってよぶ。 まりんちゃんはでんしゃのなかで、となりにひとがきてもあしをくんでぜったいにどかさない。 まりんちゃんはでんしゃのなかででんわをする。 まりんちゃんはでんわでともだちに、かれしのそうだんをする。 まりんちゃんはせいよくがあんまりないからもとめられてこまっている。 まりんちゃんはかれしのへんしんがおそいのがふまんだ。 でも、まりんちゃんの彼氏、この前の日曜日デイゲームだったからいつもより返信早かったんだって! まりんちゃ
俺は疲れていた!! 平日の22時過ぎ、 ジム終わりでサウナに入っていた。 サウナにはおじさんと2人っきりで、おじさんは体育座りをして下を向き、うなだれていた。 何かに似ているなと考えていると、 「蛍の光やん」 気づいたら声に出ていた。 まるで蛍の光の最後の三宮駅でのシーンだったと気づいた時には脳から直結で声帯に、 するとおじさんは、バッと振り向きこちらを見た。 ヤバイ、これから何か俺に不都合なことが起きそうや。 そう考えていると、おじさんは 「蛍の光だよ」
電車に乗っていると女性が泣きながら電車に駆け込んできた。 いつものように無自覚に威圧感を放ち空席になっている俺の隣に勢いよく座ると、すぐに携帯を取り出した。 気になり画面を覗き込んでみると、どうやら男性に謝罪メールを打っているようだった。 "先程は本当に失礼なことをしてしまいました。 本当にごめんなさい。ただ、○○さんといる時間は本当に楽しくて、 ・ ・ ・ お手当を頂くという形でお会いしていますが、本当に自分の中で大切な時間です。" ((((((お手当!!!))))
40歳そこらの男が嬉々として二郎系ラーメンについて語り、どれだけ食べてるかマウント。 どこの店が美味しいか、どこの店の量がどうだとか、 間違っている。 何を食うかではない、誰と食うか。
二郎系ラーメン屋の店員は最も意味のわからない自己肯定感のあげ方をしているかもしれない。 高圧的な接客スタイルの威を借りてまるで自分までもが上に立ったような傍若無人ぶり。 こちら側には私語を許さぬ空気感を作り、自分たちはカウンターを挟んだ厨房という舞台で完成度の低いバイト同士の漫才を披露。 A「俺、このタイミングでピルクル行っちゃいまーす!」 B「いや、このタイミングでのピルクルはヤバイ。」 AB「ワッハッハッハーーー」 脅威のドヤ顔でこちらを確認。 客側は社会で培
愛知遠征の帰り、俺は疲れていた。 疲れていたから車内で屁をこいた。 すると、車内に流れていた音楽が突如消え、お尻からサザンの「真夏の果実」が流れてきた。 ???? お尻を確認するとケースにしまい忘れたAirPodsが、 屁の振動で反応したらしい 「真冬の果実」が出ていなくて良かった。 をしり
焼肉屋に客が来た。 5人の予約に対しておじさん1人 おじさんはこの店の常連だ。 こちらに話しかけてきた。 「今日はすごいやつらが来るよ!絶対分かると思う!」 「本当ですか!楽しみです!」 思っていないが神対応。 一抹の不安もあるが、 「お疲れ様です!遅れてすみません。」 若い男が2人入ってきた。 「来た来た!ねぇ、こいつら分かるでしょ!」 ぎくり、 知らん けど苦笑い。 「背番号つけてないから分かんないか、8番と16番!」 もっと知らん。 こいつ某J3チ