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ナンバーワンになろうとしない


🎵 ナーンバーアワーンにー
    なーらーなくーてーもいい

    もーともーと とーくべーつな
    オンリーワン~ 🎵


   (( 音痴 ))


お聴きいただきましたのは、
SMAPの『世界に一つだけの花』
でした。

誰もが知っているであろう有名曲、
あらためて歌詞を見ると
「考えさせられる曲だな~」
と、しみじみ感じました。

本日は歌詞からヒントを得ながら
考えてみます。



①ナンバーワンになりたがる


人は本能的に自分が優位に立ちたいものなのではないでしょうか。

教員でもよくある話なんです。
「なんであの先生は人気があるのに、私は……」なんて。
それで、人気がある先生を攻撃し始めたら厳しいです。
厳しいけど、普通にある話なんです。


事あるごとに他人と比較をし、できない自分に絶望してしまうこともあるでしょう。

自分よりうまくいっている人を見て、「なんであの人はあんなにうまくいっているのに、私はうまくいっていないんだろう……」なんて思うこともありますよね。

あえて枠を変えて書きましたが、上記のように考えたことがある人も多いはず。
でも、ちょっとだけ違う気がするのです。
言葉を補ってみてください。

自分よりうまくいっている(ように見える)人を見て、「なんであの人はあんなにうまくいっている(ように見える)のに、私はうまくいっていない(ように見える)んだろう……」なんて思うこともありますよね。

(ように見える)と補ってみました。

他の人が表面的にうまくいっているように見えても、どこかで苦労をしているかもしれません。
逆に、自分がうまくいっていないように見えても、誰かにいい影響を与えているかもしれないですよね。

そんな想いを込めています。


あと、比べることが必ずしも悪いことだとは思いません。
それは、次のセクションの最後に書いています。


②ナンバーワンになろうとしない


確かに、部活のレギュラー争いなどで勝つことが必要なときはあります。
受験戦争で勝ち抜くことが必要なときもありますね。

しかし、その限定的な部分を全ての場合に当てはめてしまう必要はないのです。
本来は争わなくていいところまで争ってしまって、結果的に自分を追い詰めてしまうことになりかねません。

受験戦争なんかは数字至上主義になりがちなので、なかなか個性が活かされることがないです。
だからこそ、数字で勝ち抜いていく必要があります。

でも、それぞれの個性が活かされる場面においては、無理にナンバーワンになろうとしなくていいですよね。

それぞれがそれぞれの良さを持っているのだから、その良さを活かすことに全力を注げばいいですね。


うまくいっている人を見て、うらやましく思う気持ちは当然あります。

その人を追い抜いて自分が注目を浴びたい気持ちも自然なものだと思いますが、なかなかにしんどいことでもあります。

基本的には "共生" の考え方が大事で、追い抜く・出し抜くというよりは、成功の秘訣を学びながら自分なりのやり方で進めていくというのを大切にしていきたいですよね。


ただ、「他人と比べるな」というのは無理な話だと思うので、「比べない」のではなく、「比べてもいいけど、自分の良さも見つけていく」という考え方が必要ですね!

だって、一人ひとりに良さがあるんですから…!


まとめると


◎ 人間は、一人ひとり違うものなのに、
  ナンバーワンになりたがる。

◎ 争わなくていい場面まで争うから、
  しんどくなってしまう。

◎ 自分の個性を活かすことに
  全力を注げばいい。

◎「比べない」のではなく、
 「比べてもいいけど、自分の良さも
  見つけていく」ことが大事。

でした。

『世界に一つだけの花』を聴いたら、
子どものころには気づけなかった
大切なフレーズが見えてきて、
あらためて考えてみると
その良さがわかってきました!

        Saka.先生


*自分の良さを認めてあげたいですね…!*


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