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モリーズ・ゲーム(MORRY'S GAME)【ぐすたふ】のシネマ徒然草子.Chapter17
今回の作品の主演を演じている女優さん、結構好きなんです。
彼女が主演を演じた【女神の見えざる手】が私の中で一押しです。
(またこの徒然草子でも紹介したいと思います〜)
今回の作品は専門用語が多くて、どうした?どうした?どうした?って頭がこんがらがってきてしまう私のような人もいると思いますが笑、上映当時のアメリカでの評判はかなりよかったらしいです。(それもこの主演の女優さんが素晴らしいとのこと。さすが!!)
んじゃ、ま、レツゴーレツゴー!!
1.作品概要
邦題:モリーズ・ゲーム(原題:MORRY'S GAME)
監督:アーロン・ソーキン
主演: ジェシカ・チャスティン、イドリス・エルバ、ケヴィン・コスナー他
制作国、公開年:アメリカ、2018年
※画像はNetflixより、お借りいたしました
ストーリー概要:
将来を有望視されていたモーグル選手のモリー・ブルームであったが、オリンピック出場権をかけて出た大会でのアクシデントにより、モーグル選手としての道を閉ざされてしまう。
その後、モリーはロー・スクールに入り法律家を目指す予定だったが、入学を1年延期し、ロサンゼルスにしばらく滞在することを決める。
滞在中に働き始めたクラブで、不動産業を営むディーン・キースと出会ったモリーは、クラブでのバイトとは別にディーンのアシスタントとして働き始める。しかしそのうち、ディーンが主宰する非合法のポーカークラブの運営をさせられるようになる。
始めは危機感を感じていたモリーも、参加者たちからもらう高額なチップに魅了され、次第にポーカークラブの運営を積極的に行うようになっていた。しかし、そんなモリーを徐々にディーンは疎ましく感じるようになる。
ディーンとの関係悪化を受け、モリーは自分自身でポーカークラブを立ち上げることを決意する。
2.ぐすたふの「ここを見て!」
この映画は「ここを見て!」が難しい…。このシーンに惹かれたなぁ、というのが、正直あまりなかったかもです。笑
強いて挙げるのであれば、映画の随所に散りばめられた、自分の思う正義を貫くモリーのシーンですかね。
自分が立ち上げたポーカークラブでは、合法で運営する・不正は許さない・女性には手を出させない・参加者と恋仲にはならない・参加者が金銭的に危なそうな時はゲームを止めるよう説得するなどなど。キチンと線を設けて、自分の正義を持ち、ビジネスとしてポーカークラブを運営しようとするモリーは敏腕女性ビジネスウーマン。かっこいい〜。
(ただ終盤は、非合法である手数料を取ったり、ドラッグに手を出したりしてますがね…。笑)
また、モリーは顧客の情報を絶対に売ろうとはしませんでした。自分が刑務所に入れられるかもしれないという場面でも、絶対に。こういうポリシーも、元々やってたスポーツマンシップなどに寄るところなのかもしれませんね。
えーーーと、ちょっと、今回はここを見てが難しいでした。笑
すみません。最後にほんの情けに一つおすすめする見方としては、この映画は実話を元にした映画なので、映画内に出てくるポーカー参加者たちは、実在するハリウッドの超大物俳優のことだったりするそうです。特に、映画の中で重要人物として出てくる「ハリウッド俳優X」は、 なんとあの人の事らしい!?!
こういうのを調べてみてキャーキャーいうのも、楽しいかもです〜。笑
なんだ、この低俗ゴシップ誌のような中身のない内容は…。笑
3.ぐすたふのひとりごと
2.ぐすたふのここを見て!に引き続き、この映画、まあまあ面白いんですが、なんか書くことがあまりないんですよね。笑
これはお話としてもう完成されているから?個人的な考察を差し込む隙間がないんですよね。まあ、原作がモリーの自伝的な本なので、そこはしょうがないのかもしれないですね。
ただ、頭を悩ませるところが難解な単語以外にないので、見終わったあと後腐れなくて良い作品かも。
あと語ることがない理由として、話が難しいというのも一つあるかもしれませんし、そもそも賭け事が法律的に禁止されている日本で暮らしているので、そこらへんの私の想像力に限界があるのかもしれません。
アメリカでこれが高評価だった理由って、ゴシップ的な意味合いが強かったのかもなぁ、と勝手に考えたりしています。(もちろん、登場人物たちの演技力は素晴らしいことは言うまでもなく。)
なんかちょっと批判的なひとりごとになってしまってますね。笑 それはさておき、これが実話だってことが面白い。オリンピック出場を目指すほどの元選手が、夢破れ、ポーカークラブの運営で大成功し、そして起訴され、という波乱万丈な人生。「現実は小説よりも奇なり」とは、この主人公モリーのための言葉かもしれないな、と思います。
さて、私たちがこの映画から学べることがあるとしたら、こんなことじゃないかな?という一つの提言を最後に。
人生は続いていく。
モリーが立ち上がり続けるように、私たちも自分の人生で打ちのめされるような出来事があったとしても、立ち上がり続けること。
そして自分の大切にする信念は絶対に曲げないこと。
このことを胸に留めておこう。そうすれば、色々人生開けていく。
たぶんね。