#18.『アドバイスを求めているのにやらない』 ヘタレなオレのエピソード
このnoteは自分の弱さや恥ずかしい部分を率直に表現し、それを受け入れることができれば、もっと楽に生きられるのではないかとの思いから、100日間書くことにしました。
今日で18日目。
今日のヘタレなオレのエピソードはこちら↓↓
【アドバイスを求めているのにやらない】
独立してから、たくさんの人に助けてもらってきた。アドバイスをもらうことも多い。
せっかくアドバイスをもらったのに、実際に動こうとすると、ビビってしまって行動せずに終わることがとても多かった。
本当にヘタレだ。
独立初期に多かったのが、
こんな理想を目指しているから、そのために進みたい。そのために、頼りたい。
そんな風に言っているのに、いざ進める段階になると、いろんな言い訳をしてやらないのだ。
当時、よくこんな理想を話していた。
実際に、その理念に基づいて、人に関わることで、助かる人がいたことも事実だ。
そして、助かった人は、余裕ができ、周りの人を助けようと動くことができるようになる。
その時に、まず最初に近くにいるオレを助けて欲しい。
そんな風に、giveしたから、giveして、のように、助けてもらおうとしていたのだ。
ヘタレだ。
全くもって、ヘタレだ。
余裕ができた人が、その周りの人を助けて、好循環が起きることが理想だ。
そんな風に語っていて、まるで利他の循環を起こしたい。
そう言っているのに、
実際は、「まずオレを助けて」と言っている。
自分が困っていること、自分を助けて欲しいこと。それを、声を大にして言えず、助けたから助けて。
そんな風に、してしまっていたのだ。
自分の弱さを認められず、人に対して価値提供できる自分でありたい。自分はすごい人間でいたい。
そんな風に思い込みたかったのだ。
そのために、大きな理想を語り、大きな理想のために仲間を集めようとしているかと思いきや、自分が困っているから、自分を助けてくれる人を求めていたのだ。
そして、実際に助けてくれるようになってからも、その大きな理想に向けて助けてくれる、アドバイスをくれる。
そうすると、本心の「自分を助けてほしい」という想いと、理想の目指す想いと、そこに大きなズレがある。
だから、実際にもらったアドバイスは、本心を隠しているから、少し角度が違ってくる。
それを心では感じているから、いざ動こうとすると、動けなくなる。行動できなくなる。
大きな理想、それは、自分の心からの理想ではなく、社会的に価値があるもの、すごそうなもの、そういう自分ではない軸による理想なのだ。
本当に、自分が目指していたのは、等身大の自分で、そんなにものすごく大きな理想を持ってはいなかった。
大きな理想や、理想的な社会、その壮大なヴィジョンに向かって、社会を変えるために進むこと、多くの困難やリスクを受け入れて乗り越えていくほどの覚悟が、実はなかった。
目の前の人、身近な人、自分の周りの人が幸せになること、そのためには、まず自分が幸せになること、これが本当に願っていたことだった。
そこで、大きいことや、社会的なこと、自分から遠いことを語り、その理想に向かおうとする時、自然と力が抜けてしまう。
それができたらカッコよかっただろうに、それができない自分を、本当にヘタレだと思う。
しかし、重要なのは自分がまず幸せになること、自分が求めていること、自分が大切にしたいこと、自分を知ること、そして、自分を満たすこと、自分を認め、自分を愛すること、
つまり、自分を大切にすること、それこそが、本当に考えていることだった。
自分が幸せを感じれば、それが伝染し、周りに広がっていく、それによって周りが良くなればいい、そう思っていた。
けれど、理想を高く掲げることで、的確なアドバイスを皆がくれる。
だが、その的確さが、本来の自分が求めていることからズレてしまう。
ズレが生じると、アドバイスをくれた人に対して、何か違うと感じてしまう。
そうして、人のせいにしてしまっていた。
本当にヘタレだ。
自分が真に求めていることを自覚できずに、理想を語りながら、アドバイスを受けても、行動に移せないこのパターンは、今も続いている。
このnoteを書いて改めて自分が求めるもの、それは目の前の幸せ、自分の幸せ、自分が何を求めているのか、自分の真の理想は何か、自分を知り、その方向に少しずつでも進んでいくこと、これに気づかされた。
ついカッコつけたくなるけれど、自分のヘタレな部分を認め、等身大の自分で人生を歩んでいきたい。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
残り83本、いろんなヘタレなエピソードを書いていこうと思います。
よかったら、また見てみてください🍀
SAKAMO / 坂本岳之
読んでいただきありがとうございます。もし心に残る言葉があれば、サポートしていただけると嬉しいです。今後も応援を励みに書いていきます。