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共通項を探すのが好き(noteでおしゃべり):87/100

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共通項を探すのが好きだった。

「好きだった」というのは、過去形だ。


共通項を探すのは、もう自然とやってしまうことだ。
意識しなくても、やってしまう。


前は、共通項を探しにいこうと、意図的にやっていた感じがする。
けど、今は、共通項は自然と見つけてしまうから、違いにも興味が出てきたのだ。

前は、共通項を探して、安心していた気がする。

何かと何かの共通項。

例えば、
もともと僕は医療系なので、医療で言われていることと、ビジネスで言われていることの共通項はなんだろう?とか

あの人と僕の共通項はなんだろう?とか

この分野とあの分野の共通項はなんだろう?などなど

未知のことを、自分の既知のこととつなげて、わかる部分があることで安心しようとしていたのだ。

共通項を持つことでの安心を見つける作業をすることが、発見や気づきがあって、楽しくて好きなことだと思っていた。

けど、実は、これは僕にとって、安心探しだったと、今なら思う。

安心がない状態、自信がない状態であれば、これはとても有効なことだと思う。
実感を込めて思う。
何かを学び始めるときは、めちゃくちゃ有効な方法だと思っている。

ただし、今の僕は、安心がない状態ではないのだ。

もちろん、はじめてのこと、未知のことに出会うことはある。

だから、その時は、最初は、共通項探しをする。
けど、共通項探しばかりするのではなく、最初の一歩目は共通項探しをするけど、次のステップとして、違い探しをするのも好きになってきた感じがするのだ。

前は、違いがあると、その違いに不安や恐怖を感じていた。
けど、今は、違いを楽しめる、面白がれるようになってきた感じがするのだ。

これは、僕の体感として、そんな感じがするという話だ。


本当は、このnoteは、『共通項探しが好きだ!』と、その理由や面白さを書いていく予定をしていた。
けど、書き始めてすぐ、ちょっと違う感じがすると思って、
『共通項探しが好きだった』で書き進めていった。
自然と、そっちの方向に文章が進んでいったのだ。

書いてみて、初めて、自分の好きなことや興味が変わっていることに気づいた。

共通項探しは、昔から、好きで得意だと思っていたから、一生やっていくことだと思っていた。
もちろん、自然とやってしまうから、得意だし、人と関わっていく限り、生きていく限りやっていくことだとは思う。それを好きというのかもしれない。

ただ、好きなことだ!と思っていたあの気持ちは、もう戻ってこない気がする。
ちょっと切ない気がする。

絶対に変わらないと思っていた恋心が、変わってしまったような。

好きだ!と強く思っていた気持ちが、好きから愛に変わるような感じなのかもしれない。

『共通項探しが好きだった』という、過去形で書いていこうと思ったことで、自分の好きなことが変わっていったことに気づいた。

共通項があった上で、違いを知りたいという欲求が強くなっている自分がいる。
それが個性だし、その人らしさだし、おもしろさなんだと、なんか腑に落ちた感じがした、というお話でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ではまたー


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SAKAMO | 坂本岳之
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