#63.『知識・理論に逃げる』 ヘタレなオレのエピソード
このnoteは、自分の弱さや恥ずかしい部分を率直に表現し、それを受け入れることができれば、人生の質が高まるのではないかと思い、100日間書くことにしました。
今日で63日目。
今日のヘタレなオレのエピソードはこちら↓↓
【理論・知識に逃げる】
これまでたくさん本を読んだり、研修や研究会に参加してきた。
そして、その中で学んだ理論や知識を正解にして、自分の足場にして進んできたことが多かった。
その理由は、
自分の今の現状をどうにかしたくて、変えてくて、今の現状から逃げたい、今の現状に止まれないから、どうしたら逃げられるか、そのために知識や理論を学んできたのだ。
知識や理論をもとにすれば、自分で考えずとも、思考や行動をしやすかったからだ。
自分の嫌な気持ちを見ずに、進むことができたから。
いやー、ヘタレだ。
ヘタレだが、その知識や理論にとても助けられて今がある。
だから、この知識や理論を身につけることは大切なことだと思えるようになってきた。
知識・理論というのは便利だ。
ちょうど良いくらいの距離感を保てるからだ。
誰かの持論だと、それは違うよ!と思われたり、言われたりするリスクも十分にある。
けれど、知識・理論だと、抽象化されていたり、言葉や本になり、人ではないと感じやすいからだ。
本当によく見れば、人が研究して明らかにしているから、人であるのだが、一見するとそうは見えないというのがポイントだ。
だから、距離をとりながらも、自分の日常生活や仕事にもある程度取り入れることができる。
知識や理論は逃げるためにも、今を進めるためにも必要なものなのだ。
そう思っているので
これまで学んだ知識や理論を伝えていこうと思っているのだが
今日、伝えようと文章化したり、スライドにしたときに
すごく知識・理論押しで、かたくなったのだ。
初めての人が見たら、研究者の文章やスライドっぽくて、離脱してしまうだろう
そう感じたのだ。
なぜ、伝えたいと思ったのに、分かりにくい抽象化した、知識や理論をバーンと出したのか。
それは、距離が取れるからだ。
伝わるように、ではなく、攻撃されないことをいつの間にか目的にしていたのだ。
離脱されたら、見られないから攻撃されないのだ。
なんと、ヘタレだ。
ヘタレから学んだことは使える。
そう思った、だから、ヘタレであることは認めながら、そこでの身につけた知識や理論はおすそ分けしていきたいと思ったのだ。
それなのに、またヘタレが顔を出した。
けれども、ヘタレなままでもかたい文章を仲間に見せたら、こんな風にするともっと伝わりやすいんじゃない?
とフィードバックをもらい、より伝わりやすい形になったのだ。
自分は、知識・理論に逃げがちだ。
けれど、逃げて身についた知識・理論を仲間に頼って分かりやすい形に表現された。
最初は、こういう形でもいいのかもしれない。
どこか、最初から全部自分でやらなければ!と思っていたが、得意な人頼りながら、その得意な人から学んでいくことで少しずつ自分も身についていくのではないかと感じたからだ。
まずは、伝わらないから出さない。
ではなく、まずは出してみて、それを修正していく、それが大事だなと
今回の知識・理論をそのままかたいまま伝えようとしてしまったエピソードから思ったよ。
少しずつ伝わりやすい文章やスライドを作っていけるようにしていきたい。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
残り37本、いろんなヘタレなエピソードを書いていこうと思います。
よかったら、また見てみてくださいね🍀
SAKAMO / 坂本岳之
読んでいただきありがとうございます。もし心に残る言葉があれば、サポートしていただけると嬉しいです。今後も応援を励みに書いていきます。