反射的に怒って、相手を責める前に、立ち止まって考えると見えてくるものがありそう。
身近な人との関係性で、ちょっとモヤモヤすることがあって、考えてるとどんどん怒りが湧いてきて、その怒りに占められて相手なことを責めたくなった。
責めたくなった。というより、すでに頭の中で責めていた。
悪い想像がどんどん連鎖を生んで、何でそんなことをしたの?
どうしてそんなにひどいことをするんだ!
そんな風に、頭の中で怪物みたいな黒いヤツが怒りまくって、暴れてるような感覚だった。
けど、そこで、
あれ?
と思って、立ち止まった。
『自分の感情は、相手の感情を知るためのサインだよ』
そうやって、研修で僕自身が伝えている。
この自分のネガティブな感情、怒りまくっているこの感情って、
相手の感情が伝わってきているってことだから
相手の状況を想像してみましょう。
そんな風に研修だったら自分は言いそうだ。
そこで、一回立ち止まって考えてみた。
簡単に立ち止まるというより
えい!とかなり頑張って立ち止まってみた。
そして、もう一度考えてみた。
考えるために、ホワイトボードに、状況を整理しながら考えた。
そもそも、今回のイライラは、まだ実際に起きてないことだ。
勝手に悪い想像をして、もしそうだったら仮定して、勝手に腹を立てている。
そして、もし実際に起きたとしたら
きっと自分は傷ついたり、イライラするだろう。
自分の感情は、相手の感情が映し出されているんだよ。
そんな風に自分は研修などで話す。
そうすると、
相手が傷ついたり、イライラしているということだ。
なんで、相手はイライラしているんだろう?
あ、普段の自分の言動が相手を傷つけたり、イライラさせているな…
相手だけのせいというより、むしろ自分の日々の言動を振り返ると、相手は怒って当然だな、「そりゃそうなるか」と思った。
そうすると、怒りは少し落ち着いてきた。
自分のことを棚にあげて、都合よく解釈してること多いなぁ…
相手を責める前に、自分のできることたくさんあるはずなのに、つい楽な方に流れてしまうなぁ…
しっかり相手の状況を想像すると、むしろ自分の方から引き起こしている気がする。
身近な人のことだと特に反射的になりやすいから、立ち止まって相手の状況を想像すること、意識していきたい。いこう。
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