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当たって砕けて海外文学

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海外文学の積読にひたすら体当たりしてどこまで小さな石ころになれるか試しています。
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2019年8月の記事一覧

そこには痛みを伴う読書があって

アゴタ・クリストフの『悪童日記』を読んでいる。が、遅々として進まない。この本は数ページずつの小さな章に別れていて、それをできるだけ毎日、何章かずつ読んでいるのだが、できることなら一度にたくさん読み進めたい。のに、それができないのだ。 捗らない、という話は前にもしたことがあるので「またか」という感じだが、今回は理由が違う。その理由は、外国文学云々ではなく、タイトルにも入れた通り、この本の抱える「痛み」のためだ。 本書を読んだことのある人ならよくわかると思うが、時代と環境によ