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『33歳で1億円達成した僕が実践する一生モノの億超え投資法』

先日、予約していた本が届き、読みました。

初心者から取り組みやすいように、ポイ活から丁寧に書かれていて、こんなにポイ活の多さと奥深さがあるものなんだということに感動しました。

時間がない人の「ほったらかし投資」

これは、私が20年前にやっていたことと同じで、目をつけるところは同じだなと思いました。年平均利回り5%が期待できるETFと投資信託を買って、ほったらかしするという投資なのですが、何気に積立で3年ぐらい続けるといい投資になった記憶があります。私が10年ぐらい若かったら、おそらく続けていましたね。iDeCoとつみたてNISAをカードで支払ってカードのポイントをゲットするのを忘れずにね。積立投資で重要なのは最後の5~10年で、このころには価格変動の少ない資産に移行すると安心です。

誰にでも公平なチャンスがある「バリュー株」投資

この本の中で気になったところをメモしていくと、バリュー株とグロース株にはサイクルがあるということです。
TOPIXにもS&P500にもバリュー株とグロース株の指数があります。その比率を見ると、どちらが優位な状態かを判断できます。

グラフが上に行くほどグロース株優位で、下に行くほどバリュー株が優位であることを意味します。

ネットネット株

ベンジャミン・グレアム氏が提唱した投資法だそうで、「賢明なる投資家」の中で語られているそうです。「簿価よりも安い価格で買える株をなるべく多く取得することで、資産価値の三分の二以下の価格で入手」というのがポイントです。
つまり、 正味の流動資産×2/3>時価総額 で計算してみましょうということになります。
※正味の流動資産=流動資産ー総負債
 時価総額=株価×発行済株式数
作者のまつのすけさんは、固定資産の「投資有価証券」は正味の流動資産に含めて計算しています。
<まつのすけ流>
※正味の流動資産=流動資産+投資有価証券ー総負債
銘柄を選択する際は、配当利回りは2~4%程度がよいといっています。

グレアム指数(ミックス指数)

この書の中で書かれている指数ですが、
「PER」×「PBR」で計算した値が22.5未満であれば割安と判断
するそうです。この値を参考に投資をするというのも一つの方法です。
カタリストを探すには、適時開示情報閲覧サービスを利用するとよいです。無料で閲覧できます。

データを検証して手堅く稼ぐ「イベント投資」

私のメインイベントがここでした(笑)

  • 12月30日に買って1月4日に売るだけ

  • 10月末に買って4月末で売る

  • 毎月チャンスがやってくる優待先回り投資(権利確定日の2~4か月前に買って権利付最終日に売却

  • J-REITのIPOの初値が公募割れした場合、その日の終値で買って翌月の末に売る

  • 連休前に買って連休明けに売るだけ

NET-IRというサイトで人気のサイトを絞り込むことができます。人気ランキングはこちらです。優待先回り×好決算のコラボは有力とのこと。

2023年米国株バブルで資産を大きく増やす

一部の大型株に資金が集中して、NASDAQやS&P500などの株価指数が上がっていくのは、バブル期によく見られる現象だそうで、撤退時期の判断はS&P500のPERは40倍~60倍で想定しておくほうがよいそうです。高値から10%~20%下がったら売却をお勧めします。


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