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自信=自信のあるフリをする

自分の能力、価値や自分の言行の正しさなどをみずから信じること。また、その気持ち。

広辞苑でこう記されている通り、あなたが考える「自信」とほとんど同じだろうか。

人間は何か失敗した時、悪いことをした時、自分を信じることができなく場合がある。

そんな時、どうやって自分を信じることができるか。どうやって自分のマインドを変えることができるか。

僕はたくさんの失敗をしてきた。アイスホッケーの大事な試合で自分のパスミスから失点して、その失点が相手の決勝点となって敗戦なんてことは、学生時代から多かれ少なかれあった。

練習でチームメイトと上手く連携を取れなくて、なかなかパスが繋がらない、なんてことは今もこれからも完全に100%なくなることはない。

学生時代や20代の頃は自分のミスを引きずって、自信を失って萎縮しながらプレーすることも少なくなかった。そんな時は、ほぼ100%と言っていいほど調子が悪いまま試合が終わってしまう。

では、どうやって自信を持つのか。どうやって自信を保つのか。どうやって自信を取り戻すのか。

伝えたい。

自信のあるフリをする。

自分自身に自信が持てなくても、あたかも自信満々の雰囲気、態度、対応、顔つきをする。

これはイチローの本で読んだ文章を引用した。

あの世界のイチローですら、自信が持てない時があったと知ったときは衝撃をうけた。

他人は自分の気持ちなんてわからない。人は人の見た目で判断するのだ。

自信満々の雰囲気で、胸を張って堂々と歩けばカッコ良く見える。

自信満々の顔つきで、ハキハキと対応すれば仕事が出来る人に見える。

結局、人っていうのはそんなものだ。

なんか銀座を歩いてるビジネスマンなんてのは、自信満々でカッコ良くみえる。でも、本当にそのビジネスマンが自信があるかどうかは分からない。

実は、自信は“内”から出てくるモノと“外”から作り出すモノがある。

しかも、その順番は“外”→“内”なのだ。

【内からでる自信】
・努力した分だけ自信になる。
・良い結果を出して自信になる。
・信用されて自信になる。

【外からつくる自信】
・自信満々の雰囲気を出す。
・堂々と胸を張って歩く。
・ハキハキと話し対応する。
・やたらペコペコして謝らない。

どっちが今すぐ出来るだろうか。

明らかに後者でしょう。

変な話、役者になりきって演技すれば自信を持てるということ。

僕は6歳の頃から、ほぼ毎日アイスホッケーの練習をしてきた。その他にも、ウエイトトレーニングや陸上トレーニングは中学校になって今まで、ほぼ毎日どちらかをやっている。

もちろん、オフの日はあるが翌日の練習に向けて疲労を回復するために身体のケアをしたり、軽く有酸素運動をしたりと、一年間の1日たりとも競技のことを忘れて行動したことはない。

プロ選手としての平均寿命が約8年と言われているアイスホッケー界で、12年間アイスホッケー選手として活動できているということは、ある程度自分自身のできる結果を残してきた証明になる。

そんな日常を過ごす僕でも、自信を失うことが多々ある。

つまり、努力や結果、信用だけで自信を保つということは難しいのである。

そんな僕は、

『ミスした時や調子が悪い時ほど明るく元気に堂々と』

『結果が出てるときや調子が良い時ほど謙虚に』

というのをいつも心がけている。

そんな気持ちで普段から生活していると、プレーの質や、私生活での気分の波は明らかになくなった。良い時も悪いときも、ある意味『無』でいれるのだ。

やっぱり、ミスをして落ち込んで下を見てたら次のチャンスは掴めない。

ミスしても、明るく元気に堂々としていたら次のチャンスを掴めるかもしれない。

誰も「あいつミスしたのに、なんで元気に堂々としてんだよ」なんて思わない。

逆にミスした後に、チャンスを掴んで結果を残したら尊敬される。

だったら他人の目が気になっても、ミスして苦しくても、やるしかない。

自信がないのに堂々とするなんて無理なんて思う人もいるかもしれない。

大丈夫。

堂々としてると、自然と相手の態度や対応も変わってくる。

すると不思議なことに、自分の行動、気持ちも変わってくるのだ。

まとめ

【“内”からでる自信】
・努力する
・結果を残す
・信用される

長い時間積み上げてでる自信

【“外”からつくる自信】 
・自信満々の雰囲気をだす
・堂々と胸を張って歩く
・ハキハキと話す
・やたらペコペコして謝らない

今すぐ演技できる自信

【役者になりきって自信満々の演技をする】
・相手の態度、対応が変わる
・不思議と自分の行動、気持ちが変わる
・“内”の自信をGET

内からも外からも自信が溢れる最強系

【無になる】
・ミスしたり結果が出ないときほど、明るく元気に堂々とする
・調子が良くて結果が良いときほど、謙虚でいる

気持ちの上がり下がりの波が少なくなり、安定したパフォーマンスを発揮できる


どうでしょうか?

やるか、やらないか。

自信がないのに、態度だけデカくするなんて出来ないって思う人もいるかもしれない。

最初は全部できない。僕もそうだった。

まずは、顔つきだけ意識的にキリッとさせる!とか、とりあえず胸を張って姿勢を良くする!とか、少しずつでも出来るところはある。

その一つを変えるだけでも、きっと何かの変化に気づけると思う。

それが自分自身の気持ちに気づいたという“自信”のはじめの一歩である。

やれる。

人は何歳になったって何かを始めるのに遅いなんてことはないんだ。

なぜなら

『これからの人生で今日が一番若い』

たったこれだけのことで人生が変わるかもしれない。

やらないで変わらないなら、やって変わらない方がまだいい。

100%人生が変わるとは言えない。

でも、人生が変わった人は100%やってる。


時間は命。

人生は有限。


やっちゃいましょう!!!!!!


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