SAKURA

看護師が患者になり、痔の手術を受けた日記です。一番古い記事から読んでね。痔の手術受ける方に役立つと嬉しい

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看護師が患者になり、痔の手術を受けた日記です。一番古い記事から読んでね。痔の手術受ける方に役立つと嬉しい

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ナースが痔の手術だってよ(オペ前)

やばい。こんなことになってしまうとは…長年便秘のあたし。両親揃って大腸癌、ということは次はあたしの番だな。恐怖心から三年に一度の大腸カメラをしている。そんな中、母の妹が大腸癌になり、ストマ(人工肛門)の身となった。コロナ禍においての大病はなかなか大変。家族すら面会に出来ず、一人で入院してひとりぼっちで耐える。耐えて耐えて、退院となる。 さて、あたしの検診結果はポリープ発見、癌は大丈夫。しかし、胃とは違い大腸のポリープは癌化の可能性があるため、切除がデフォ。長年便秘のために内

    • 痔手術六時間後(色んな初)

      入院以来、人生初を色々経験してる。恐ろしいほどの高血圧に初めてのベッド上排尿。そして肛門激痛… 看護師さん登場「歩いてみましょう。この後は自分でトイレもしてもらいますね」 座れない!座るのこんなに難しかった?!肛門をかばうとふらーっと横に倒れる。斜めのおかしな座り方から立ちあがる。「大丈夫です」立ってしまえばフラつきはない。…が、上半身の体重全てが肛門にかかってくるような重圧感と痛み。こんなにお尻の穴を意識したことなんて初。 トイレに座った所で看護師さん退室。あとは自分で

      • オペ後二時間(オペ後)

        動かなかった右足が痺れてるけど、動き始めた。城之内先生、ミスなんてしてないです。疑ってごめんなさい(>人<;) 痛みには、まだ襲われてない。麻酔が覚めたら激痛なのか… 点滴が新しいのに変わってる。気づいてないってことは寝てた?!両手に点滴やら血圧計やらでまだ腕を動かすことが出来てない。夫には「終わったらすぐ連絡するねー」と言ってあったので、心配してるだろうな…軽く考えてたあたし。看護師さんに「終わったら家族さんに連絡しましょうか?」と言われた時も、「自分でするんで大丈夫です

        • オペ終了(オペ後)

          オペ時間40分。手術台の横に部屋のベッドが来た。まだ下半身は動かないので移動させてもらった。病室までは結構なスピード感で移動してるため目が廻りそうになった。目を閉じて、部屋に到着。病棟の看護師さんが「お疲れ様!」と声を掛けてくれた。しばらくの間、血圧計と心電図、酸素濃度はついたまま。いわゆる管だらけ。大げさか…でも、こうゆうのが一つ一つ外れて行くと回復してるってことだね 下半身はというと、左側が動き始めた。痺れてるけど、膝を曲げれるくらい動く。右は…全く動かない。触っても感

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        ナースが痔の手術だってよ(オペ前)

          手術中(オペ中)

          体位はジャックナイフという、うつ伏せ。真ん中の腰が上がる。顔の下にふわふわのクッション。上半身は自由に動くから、と言われてたけど、片手に血圧計、片手に点滴。まぁまぁ自由な上半身。オルゴールサウンドでサザンオールスターが流れてる。サザン好きなのでちょっと嬉しい。 「始めます」手術が始まった。当たり前だけど、感覚ないから痛みもない。城之内先生があたしの頭側に座ってモニターを見てる。首を起こしてモニターをチラ見したら…また人生最高血圧を更新している!! 190/110((;゚Д

          手術中(オペ中)

          手術はじまるよー(オペ前)

          手術室までは看護師さんと共に徒歩で進む。紙の帽子を被り手術2へ。城之内先生がいた。(そりゃ、いるわ)「おはようございます」(命預けます‼︎)手術台の横にストレッチャー「ここに寝て下さい」仕事モードの城之内先生。下半身麻酔なので腰から麻酔を打ちます。足を抱えるように、お腹を見るように頭を曲げて。く、苦しい…いや、ここで失敗なんてことになれば気管挿管しての全身麻酔になる。それだけは嫌だ。背中から腰と広範囲に消毒され、まずは局所麻酔。「チクっとするのは一度だけだから、動かないで下さ

          手術はじまるよー(オペ前)

          手術当日朝(オペ前)

          6時「SAKURAさーん、おはようございます!手術準備始めますね!」早っ!もう?!検温、血圧など測定後、「排便促す座薬入れますよ。お尻出してこちらに突き出して下さーい」いきなりのお尻の開放。この先、あたしは堂々とお尻を出して過ごさなければならない。浮かれ気分はどこかに吹き飛んだ。医学は進歩してる。この座薬、全く腹痛もなく、自然にお通じが促された。浣腸で苦しむのかと思っていたあたしの中の医学知識、上書きされた。 その後、利き手と逆に点滴が留置された。この頃から、測るたびあたし

          手術当日朝(オペ前)

          入院患者旅行気分になる(痔オペ前)

          あたしの担当医、DoctorXは男性医師。夕方外来診療が終了した頃、病室に来てくれた。「今日はゆっくり休んで、明日はよろしくお願いしますね」優しい!DoctorX。ニコっと微笑んでお言葉をかけて下さった。こちらこそ、です。「どうぞよろしくお願いします」きっと名医なんだろうな。 夕食は18時、21時以降は何も食べてはいけません。食べるものを何も持って来なかったのを後悔。お腹すいちゃうかなぁ…看護師さんが夕飯のお膳を運んで来てくれた。うわぁー、作らなくてもいいなんて久しぶり。仕

          入院患者旅行気分になる(痔オペ前)

          DoctorXなら城之内先生だわ(オペ前)

          全て一人部屋の病院、トイレ洗面もついてる。特別室はシャワーもあるけど、それは共同で充分だと思う。(高いしね) 看護師さんから入院生活の説明を聞く。オペ後は痛みと排便のコントロールが重要だと。そうだよね、切ろうが縫おうが使い続ける場所だもん。痛いだろうな。 続いて麻酔科のドクターから説明を聞く。女医さんだった。大好きなドラマ、DoctorXなら城之内先生だ。10歳くらい上の城之内先生は麻酔の掛け方、副作用まで細かく説明して下さる。呼吸障害や心停止まで説明された。「それって死

          DoctorXなら城之内先生だわ(オペ前)

          ナースが入院だってさ(オペ前)

          手術の前日に入院。正直、ポリープは痛くないし、内痔核も痛みも出血もない。でも取るんだ、取った方がいい、取るのが当然。なんだな… 夫に病院玄関先まで送ってもらい、両手に荷物を持っていざ入院手続きに。そう、コロナ禍において大きな病院は見舞いも出来ない。病棟に上がる前にPCR検査もある。まだ、どこも痛くないあたしは、元気。スタスタ歩くしテキパキと書類提出、手続きを進めた。 あたしは一応看護師だ。街のクリニックで外来勤務。入院生活を少々楽しみにしていた。看護師、患者側になるんだと

          ナースが入院だってさ(オペ前)