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私は光だったのです

「もう10月か。早いもんやで」
神無月かんなづきってやつだね』
「島根以外はな」
『え……そうなの?』

出雲いずも神在月かみありづきやねん」
『あ。そっか。集まるんだよ』
「留守は国津神くにつかみ天津神あまつかみはおるんや」
『スビバセン。ボケが来てます』

♡♡♡

こんにちは。フジミドリです。

私たちが何者であるか──昨日の私物語わたしものがたりでは、究極とも言えるこの問いを題材に、自分なりの答えが表現できました。

コメント頂いて気づいたのです。同じ場所にいらっしゃるのだなと。見ている角度が違うので、立体的に浮かび上がる感覚でした。

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『公開直前まで、微かな違和感があってさ。揺さんに言われたこと意識してたのよ』

「初稿を読ませてもろて、なんかはいれん感じやった。完成稿はうなった思うで」

『男性視点だから共感しにくいのもあったみたいで、そこがうまく処理できたかもね』

「確かに。初稿よりは薄まっとる。単語一つや助詞を変えるだけで印象違うもんな」

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このところ、イメージが湧いてから音声入力しております。ついつい多くを語ってしまうため、今回も7割程は削りました。

残り3割を膨らませ、校正してから読んで頂いた後、さらに半分消してまとめたのです。

そのあたりでようやく雑念が解きほぐれて、心は澄んでくるというか、亡妻ミドリの声も聞こえ始めて参ります。

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「まぁ、素粒子クォークにしても何にしても、わたしらの誰もが、同じものから造られとるいうんは、受け入れるしかあれへんな」

『そう。真理ほうそく簡単シンプルさ。子供でもわかるよ。ただ、受け入れるにしても、どれくらい深く浸透させているかで、人生変わっちゃう』

本当ほんまは、ヤツと同じかいう不満はある」
『たーしかに確か。色んな人いるね』
「同じ光がなんでこない違うんやろ」
イワシの群れは、みんな同じ顔なのにさ』

♡♡♡

私たちの誰もが、同じものから構成されるという真理。深く理解なさった方同士ならば、どんな対立も起こりえません。

この人好きあの人嫌い、此方こっちならいい彼方あっちはダメという評価がなくなるのです。

子供でも、いや子供だからこそ理解している局面もあれば、歳を重ねるごとに真理から遠ざかってしまう場合もあったりします。

♡♡♡

「なんや耳の痛い話やで。みんなで仲良う、お手て繋いでハッピー的なん、わたし苦手やから。なんせ引き籠もり腐女子フジョシやもん」

『いやいや。ハードな仕事で家族を支えて偉かったと思うよ。今は解放されてのんびり過ごせるの、揺さんが決めてきた人生だから』

「はぁ。決めたのわたしか」
霊魂ほんとう自分わたしだよ』
「もちっとマシな人生にして欲しかったわ」
『あはは~それはまぁ来世に持ち越しで』

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前世ぜんせの理解で今生こんじょうの人生を決めた
霊魂たましい自分わたし守護しゅご神霊しんれいと相談して

だから、この人生は生まれてから死ぬまで決まっていて変えられない。そのままでよい。何をどう理解するかが来世らいせを創る──

私はこんな人生哲学在り方で生きております。

3年ほど語って参りました。長らくご覧の皆さまにはお馴染なじみです。私が再確認するために書いておきます。

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「イラスト、褒めてもらえて嬉しいわ」
『箱根芦ノ湖畔の恩賜おんし公園だっけ』
「フジさんが選んだ写真を観ながら」
『光の領域じげんと繋がるのね。ありがとう』

「さて、次は何を書くんや」
『うーん。どうしようかねぇ』
「わたしら、自由自在な光やった」
『そう。今この瞬間もだよ』

「せやけどな、世の中には不自由なあれこれが、まぁ満ち溢れとるで」

『いやホント、切なくなる」

「なんでこんなん、思い通りにいかへんのやろ。かと思えば、ハッピーな人もおるし」

『思い、つまり想念自体が不自由なものなのさ。自由自在だと何も思わないからね」

「なんや無味乾燥でつまらん感じやけど」
『うーん。喜怒哀楽を超えたゼロというか』
「わかったような、わからんような」
『あはは~それでずっと書いてるんだよ』

♡♡♡

私たちはいつも何事かを思っています。

そして、思いが現実に反映されるようです。では、善い思いを持てばうまくいくのか。

ところが、なかなかそうは参りません。ついつい悪い思いが浮かんでしまう。

想念おもいの観点から、何が見えるでしょう。
書いてみようと考えました。
さて、どうなりますことやら──

♡♡♡

次回フジミドリ10月9日午後3時。
こちら西遊記は翌10日午後6時です。


ではまた💚



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