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プラセボ効果で書く♡
さて、私は、進学塾で長い間、作文や小論文などを指導して参りました。
お手伝いが過ぎて、賞を取ったり新聞に載ったり、なーんてこともございます。
作文が苦手な野球少年が、3ヵ月で物語を。お母さまも学校の先生もビックリ。
どうやったの?
ボクって、文章うまいかも。
物語も、書けたりして。
そんな在り方へ、仕向けただけです。
☆ ☆ ☆
偽薬効果は、ご存知ですか。お医者さんが、効くと仰れば、本当に効いたり致します。
プラセボ=喜ばせる♬
要するに、治る在り方に変われば、脳は情報処理を変えて治ります。
では、前回に続いて、童話の改作です。
♡ ♡ ♡
山で囲まれた、村に住む年嵩の夫婦。
ようやく子を授かった。
桃太郎と名づける。
嬉しいけれど恥ずかしい。
─川を流れる桃から生まれたのさ─
村人はそう祝福する。
年嵩で授かる子は賢いと言う。
動物も懐く桃太郎。
雉が大空を舞う。心の広さに譬えるか。
犬は傍らで、信義の重さを教える如く。
猿も知恵の深さを誘う。
─ばっちゃの作る、美味えキビ団子あるから
動物と仲いいんだなぁ─
☆ ☆ ☆
村の子は皆で育む。
古よりの慣わし。
誰もが育ての親。
やがて両親も魂の故郷へ。
桃太郎は健やかに育つ。
村人の話し相手となった。
─聴いてもらうと闇が晴れる。
心の鬼は消えていく─
☆ ☆ ☆
縁あって、桃太郎は巡り合う。
子にも恵まれた。
二人、慈しむ。
ある朝、父母を懐かしみ、空を見上げると、柔らかな風がスッと流れていった。
♡ ♡ ♡
如何ですか☆
前回と比べて、雰囲気が違って参りました。これって小説。物語。それとも詩。よくわかりません。ナラティブと名づけます。
物語の語源がヒストリー。ナラティブはナレーション。ちょっと違いますね。
ポルトガル語でナハチーバ。前回のコメントで、Kikkoさんが教えて下さいました。
♡ ♡ ♡
♡ ♡ ♡
ではまた☆
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