鏡の前で目を逸らせば
「まーた、意味深な題名や」
『外の世界は自分の鏡だから』
「わたしに対する当てつけかな」
『よ、揺さんの大きな目、キラッキラ』
「この目、花粉症でウルウルですがな」
『は、肌が白くて、スベッスベ』
「お陰で、シミそばかす目立つんや」
『あはは~あはは~あはは~』
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こんにちは。フジミドリです。
昨日、守護の神霊について、私物語を公開できました。お楽しみ頂けましたか。
いつものように、イラストを描いて下さった朔川揺さんと創作談話を始めましょう。
私自身が、守護霊と密接に過ごせた一週間でございました。お陰様で理解は深まり、心地よく自由自在な境地になれたのです。
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「それにしても、うまいこと纏めおる。感心するで。エラい迷うとったのにな」
『いやホント、マジでテンパったから。書けんのかオレって途方に暮れたもの』
「あっはっは。フジさん、その台詞、これまで何度聞いたかわからへんで」
『だよね~書き上げると、喉元過ぎて熱さ忘れちゃって、もう思い出せましぇーん』
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今回、守護霊について書くことは、私の中でかなり強い葛藤がございました。
今となれば、薄っすらした記憶なのですが、盛大に騒ぐ頭脳と想念!
でも、中真の仙骨を意識してゼロになれば、指導霊がきっと助けて下さるはず。そう確信してもおりました。
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『ベッドに寝転がって、道術のテキスト読んだら、ぐっすり眠れたわけよ』
「アレ、ほんま睡眠薬やで」
『それで、夜中の3時に起こされたの』
「指導霊はんの目覚まし時計やな」
『また読み返して、今度は目が爛々』
「ははぁ。書くんやったら、きちっと復習せなあかんで。指導霊はんのご指示や」
『それにしても、オレなんかが書いていいのかって、さすがに躊躇する気持ちはあった』
「珍しく殊勝なことや。それでいて、書かなあかんゆう、内なる衝動があるんやね」
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私たちの暮らしを護って下さる守護霊、仕事や趣味に堪能な指導霊、それから最後の砦として控える守護神、書かせて頂きました。
実際のところ、言葉の表現を超えた領域ですから、書き切れる内容ではございません。
とはいえ、書く時期は決まっていたのです。自分の表現で綴るにつれ、浄化され、在り方を見直すことができました。
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「肉体にシフトした人やったら、動物的な生き方や。まぁ、本能のまま生きるゆうか」
『幽体にシフトすれば、想念の世界へ浸るわけで、指導霊が手助けして下さるよ』
「霊界シフトならどうやろ。俯瞰いうのか、現実世界も映画を観る距離感かな」
『神体シフトだと、全て一つに感じちゃう。地球は、四つが混在する珍しい星だから』
「本来は、自在に行き来でける」
『忘れてる人が多いよね』
「思い出せばええんや」
『今すぐここで簡単登録!』
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とかく、この世的な成功や大きな成果に憧れる私たちですが、霊魂の在り方からすれば、全く違う価値観となってしまいます。
大成功も素晴らしい成果も、指導霊の手助けに依ると考えたらどうでしょう。個人の才覚や努力の結果などではございません。
この理解を得てから、世の中に対する観方が変わりました。気持ちが楽になったのです。
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「わたしは、降りて来るイメージを小説にしたり絵にしたりが自然やけど。料理やら洗濯やら、家事一つでも同じことやな」
『そうすると、驕り高ぶることもないけど、称賛も素直に受け入れられるよね。愚痴ったり嘆いたりが、要らなくなっちゃう』
「うまくいかん時も、指導霊とリンクでけへんだけやから、中真を意識してやり直しや。イラっと来んから、今はラクやわ』
『周囲のせいにしたり、才能や努力が足りないからと、自分を責めたりもなくなる。とにかく丸投げしちゃえばいいんだもん』
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ご自分が今、四つのシフトでどこに在るか、多くの方がご存知ないままです。諍いが絶えず、混乱するのも無理からぬことでしょう。
霊体と幽体は、話が噛み合いません。
まして、神体なら──そしてまた、このような捉え方は、差別に繋がりかねないのです。書きつつ、表現の難しさを感じました。
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「親子、兄弟姉妹はもちろん、友人や恋人や夫婦でも、シフトの違いあるんやな」
『むしろ多いんじゃないの。浄化するため、そういう相手を選んで生まれるからさ』
「あるわ~それ。元ダンナ!」
『揺さん、よく耐えたね』
「アホやった思うで。もちっと早う」
『まぁ、決まってるからさ』
「それにしてもムダな時間やった、そう後悔することあんねん。切ないわぁ」
『大丈夫さ。その分、霊魂銀行の預金残高、スゴいことになってるから』
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迷いや悩みの多い方、霊界で使う力を蓄えていらっしゃる。健康上の不具合で苦しむ時、心の浄化は進むことでしょう。
もちろん、ハッピーライフで理解が深まれば宜しいですが、なかなかそう参りません。
守護霊に話し掛けては如何でしょう。無条件に護って下さる存在など、この世ではあり得ません。無視なんて勿体なさ過ぎます。
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「そうそう。守護霊さんが、わたしらの身代わりになるて、どないなことやねん」
『例えばさ。オレが言ったりやったりしたことで、反響あったりするわけよ。でも、それって見える世界の反響だけでしょ』
「ははぁ。わたしら、目に見える形しか掴めへん。見えない世界で想念が蠢いとる」
『そう。ホントはもっと痛い目に遭ったり、殺されちゃったかもしれないのよ』
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霊界の真相は表現できません。
決まっていない領域で、時空もないのです。言葉を超えた波動でお伝え致しました。
今この瞬間、私たちの理解は霊界で書き換えられつつあるのです。感知できませんが。
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「昼間の月やな」
『どういうこと?』
「周囲が明るいから見えん」
『なるほど。そういうことか』
「あっても気づかん人が多いやろ」
『暗い夜空で、白く光るのが月』
「思い込みは強力やからな」
『見えても、ないのと同じか』
「わたしらがこうして伝えよっても、世の中には広がっていかんやろな。まぁ、解る人だけ解って貰えたらええんやけど」
『宗教を信仰していたら、受け入れ難いだろうね。科学も信仰。もしも、四つの体を自在にシフトしたら、いきなり世界平和だよ』
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私たちのごく身近、日常の些事にこそ、理解の題材は潜んでいるのです。
人間の目を通してでなく、霊的な在り方で観るならば、理解の宝庫となるでしょう。
自分自身を、自由自在に解放する題材なら、ここかしこ無数にあるのです。
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「フジさん、成功者や有名人が霊界へ逝ったなら、あれこれ邪魔んなる書いとったな」
『そうね。なかなか霊界へ逝けない』
「おや。幽界止まりでウロウロするんか」
『肉体世界が恋しくて生まれ戻ったり』
「ほぉ、そうなんやね」
『うーん。成功したり夢を叶えたりが、ダメってわけじゃないけどさ』
「なるほど。捉え方の問題やね。大したことや思えば、驕り高ぶり傲慢なるわな」
『傍から見て大成功も、これは決まっていることだ、守護の神霊が助けて下さったという理解があれば、やっぱ謙虚になるし』
「コップの水を飲むようにやな」
『そう。揺さん、いいこと言うね』
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たとえホームレスであっても、金殿玉楼に住む大富豪であっても、なんら変わらぬ心境であれば、種観霊の達人と言えるでしょう。
なかなかそこまで、到達できないとしても、こちらにいる限りは近づきたいものです。
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「感謝の後に理解あり。わかったようでわからんかった。スルッと抜けてまう」
『ありがとうって言えば良いことが起こる、みたいな本あったじゃない。確かに感謝するのも悪くない。大切ではあるよ』
「理解に繋げるんやね」
『何かしてもらって、ありがたいなって思うんだけど、相手じゃなくて、背後で働く存在を感じ取れるかなんだよ』
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守護の神霊は存在するのだと認めましたら、途端に私の人生は拓けて参りました。
この私を、無条件に受け入れて下さる。それ以上の信頼は不要となったのです。
私がお付き合い頂く時、相手の方を信頼する必要はございません。そのままでよい──
期待もない代わり、失望もないのです。安心して、お付き合い頂けます。
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「神と言うてもええ存在が、決して裏切らん自分の味方なんや。これは心強いことやで」
『いつも守護霊に凭れてるとラクだよ。他人に対して優しくなれると言うか』
「人間さまは心変わりするもんや。信じるから裏切られる。守護霊は信頼でけるわ」
『仲良くても、離れても、そのままでよい。守護の神霊さえ居てくれたらOKだよ。死後の世界でもお世話になるんだからさ』
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このところ2回に渡って、普段の私が授業で描いているような図を加えてみました。
もちろん、中身は科目のことだったり、受験相談の内容であったりしますが。
図を描きながら話す。私の性に合うのです。もちろん、揺さんの影響もあるでしょう。
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『揺さん、今回もイラスト、ファンタジーの主人公みたいでカッコよかった』
「ありがと。前回の路線を踏襲したんよね。四つの体をシフトするイメージやな」
『まぁオレの図は、あれが限界だから』
「おやまあ、そない言うてええの?」
『あ。しまった。スビバセン』
「フジさんの後ろに、腕を組んで仁王立ちのお姿が浮かんだで。もちろん無言やな」
『あはは~あはは~あはは~』
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次回フジミドリ6月12日午後3時☆
こちら翌13日午後6時に創作談義♡
シーズン1完結まで残り2回です!