1万時間の法則
こんにちは。
今日は父の日です。
日頃の感謝を込めてたくさんの「お父さん、ありがとう!」が世の中で飛び交っていたことを想像するだけでも、少し幸せな気持ちになれたりします。かくいう私はと言えば、その大事な父の日に朝帰りをしてきました。
もちろん、遊んで朝帰りをしてきたワケではなく、個人で関わっている仕事のメンバーと久々にフィールドワークの方に参加し、汗を掻いてきました。
終わった後は、お楽しみの飲み会が開催され、お酒も入ってしまったこともあり、朝早くに退出をしてやむを得ず朝帰りとなったワケです。
自分が原因しているワケですから、文句を言うつもりはありませんが、普段から仕事を言い訳に家のことを放っている自分に「お父さん、ありがとう」の言葉なんかなくて当然です。
そう割り切れば、「ありがとう」を言ってもらう日というよりかは、「ありがとう」の気持ちを込めて今日くらいは「父らしく」をさせてもらう、そんな日であってもいいのかなと思っています。
今日は日頃の反省から家のことを中心にあれこれとやり、庭の整備に、前から出せなかった鉄屑のゴミを処分し、一日かけて普段やれなかったことをせっせとこなすそんな日曜日です。
さて、最近なにかとキャリア採用の方が特に、新卒採用よりも忙しさに拍車がかかっており、今日も合間を見ながら仕事を少し進めていたりします。
キャリア採用の難しさはいろいろありますが、やはり現職での活躍ぶりをどれ程に評価をし、新しい機会を提供するにあたっての環境と条件を整えてあげることができるのか?これが非常に難しい。
特に専門職としての経験だけを重視しているワケでもなく、営業経験者であれば、広く受け入れるキャリア採用をおこなってきているため、査定時に一つの指標として見ているのが、いわゆる「1万時間の法則」というやつです。
「人は何かを習得するためには、1万時間の練習が必要である」という説から広まったもの。時間で換算すると、5年の年月をかけてきているということになります。
キャリアの定義を一つに絞って考えることは難しく、その際に一つの軸として見ているのが「1万時間の法則」です。これに当てはめると、評価・査定は俄然やりやすいものに変わってきます。
前職(他業界)での経験をどれ程に活かし、次のステップで新たなシナジーを生み出すことができるのか?これを言語化できるレベルに達している人の多くもまた、この1万時間をクリアーしている人が多く、本当に不思議なものさしです。
積み重ねた経験を活かし、新しい領域にステップアップしていく...この節目の5年はもしかしたら個人においてもキャリアを見直す絶好の機会なのかもしれません。
1万時間をこれまでどんな風に過ごし、現在の自分に至っているのか?一度振り返りの際に考えてみてください。