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水民マガジン 夜郎自大サップ フリースタイル?それとも・・・

すっかり 寒くなってきた
落ちると ウェットだとキツい
ところで わたしは 休みの日であれば いつも サップに乗るわけだ 暑かろうと 寒かろうと
暑い日はいい
身体を冷やす事ができるから
しかし 寒い方は ちょっと厳しいなあ
ま しかし 他にやることがないので やる

わたしがやっているのは サップなのだが その中で 何というジャンルになるのだろうというのは わたしは 自分では フリースタイルをやっているつもりだったのだ
しかし フリースタイルの動画をいくつか見ているうちに
ちょっと違うなあ
と感じ始めた

まず わたしが使っているボードが オールラウンドのボードで そもそもトリックをする用には できていないのである
センターループで パラレル・スタンス(前を向いて まっすぐ乗る)の状態から 2歩 後ろに下がらなければ ノーズを挙げるために体重をかける位置に 行けないのだ
最近は センターループの後で サイド・スタンスで立って乗っている

でかいし ボリュームもあるボードだが 取り回しの不自由さは 感じたことがない(鈍感なのか)
ボードの後ろを踏めば 普通に 前は上がってくれる
とはいえ あまり 立ち角度には こだわっていない
練習すれば それなりの角度は出そうだが 今は 無理にボードを立たせようとすると ミサイルのように 飛んでいってしまう

こだわるのは ピボット・ターンである
フォワード側(2種類) リバース側(2種類) ノーズ側 計 5種類のターンを練習している
こういった ターンの類は ほとんど自我流なので わたしは 謙遜して noteにサップの事を書く時は『夜郎自大サップ』と銘打っている
『井の中の蛙 大海を知らず』なのである

そうして ターンを考える際『身体の使い方』が主たるテーマになる
いずれは『サップによって宇宙につながるには?』という壮大なテーマにチャレンジすることになるかも知れないが 
まだ 時期尚早ですなあ(笑)

そんなわけなんだが フリースタイルの動画を見ていると 感じる事がある

人 動きすぎじゃねぇん?

長年 カヤックの静水フリースタイルを練習してきて テーマはほぼ ボートを動かすには どうすればいいか?である(パドルを回す技もあるが 例外だし わしはできん) 

『デアボリカ』というホラー映画がある
名作『エクソシスト』の後 柳の下のどじょう を狙って 雨後のタケノコのように出現した ホラークソ映画のひとつで サーカムサウンド という 音が館内をぐるぐる回る 謎のサウンド効果がウリなのだが エクソシスト様の 少女の首が 180°後ろに向く というシーンの向こうをはって 少女の首を360°回して 館内の失笑をかっていた
カヤックで カヤッカーがパフォーマンスするとしたら 首をぐるぐる回すとか そんなことしか思い浮かばない(前置き長いぞ)
基本 カヤックの技は(ケンタウロスのように下半身が固定されているというのもあるが)いかにボートを動かすか である

サップのフリースタイルも そういうものだと思っていた

しかし 動画を見る限り サップの上で 飛んだり跳ねたり 三点倒立をやったり パドルを沈めて 浮いたところをキャッチする とか ボードの動きとは関係のない事をやっているように思える
もし サップ フリースタイルが オリンピックなどの正式種目になると ボードの上でバク転をやったり 月面宙返りをやったりする奴が出てくるだろう
それは ボードが動く必然性からは外れた動きだ

そんなわけで ネットを見る限り 今 行われている フリースタイルは ちょっと 自分の目指すものではないかな
では 何を目指しているのか?
特に目指しているわけではないんだが 一番近いのは 太極拳かな?
サップ・ヨガのように ボードの上で 太極拳をするということではなく(そういうのもあって いいけど(笑))ボードを太極拳のように ゆったりと回転させるのである

中国で 公園に ジジババが 三々五々集まって来て 健康体操のように ゆったりと太極拳を楽しむ あんな世界観だ


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