vol.0130 本業が忙しくて採用に人が割けないのですが、何かいい方法はありませんか?(3/3)
前々回、前回と話を進めまして、
やっぱり採用には人がいた方がいいですよねぇ、
でも何とか工夫して人がいるのでも、
人が工面しやすい方法はないだろうか?
ということで話を進めてきました。
今回は、更に採用選考で使う武器によっても
価値を落とさずに人を減らすことができるという
お話と、最後のまとめを書いていこうと思います。
武器っていうのは何か?ということですけれども、
説明会や一次選考会に映像ツールを多用する
というのも一つの手という話でございます。
映像ツールがあると、
少ない人数で、少ない負荷でも、
魅力的な会を実行することができます。
特に5回も6回もある説明会で、
採用担当者が毎回同じ熱で学生を魅了するような
プレゼンテーションができるかどうかは、
よほど練度を積んでいるかどうかです。
多くの人は体調のバイオリズムというものが
存在しておりますもので、熱を入れやすい時、
熱が入りづらい時とムラができてしまうのが
人間っていうものでしょう。
ですけれども、映像ツールの場合、
いついかなる時でも、良くも悪くも
同じ価値を、同じ時間で実行してくれます。
たまには映像ツールくんにも
気合を入れて力を発揮してもらいたい
ものですけれど、最初に設計した以上にも
以下にもならないのが映像ツールというものです。
映像ツールを使うと、
採用担当者一人が30名~50名の規模の
会社説明会を回すことも可能ですからね、
大きな人員削減になることでしょう。
ただ何にしても、
学生が自然と自社を求めてくれるような
ブランドができる方が、かかる負荷は少なく
なってきますから、そこを目指して当面は
頑張るというのが王道なのだろうと思います。
当面の頑張るをせずに、
必要最低限の人員でなんとかこなそうとしても、
周りが力を入れているわけですから、
そのままだと、相対的に魅力の薄い企業、
採用に力を入れていない企業となってしまい、
当面がいつまでも続き、
ブランドのある企業への変貌というのが、
なかなか難しいものになるのだと思います。
先行投資というものですね。
魅力的で本質的で本格的な採用選考を
力を入れてやっていくと、
何名か、その選考自体の魅力で入社を決意
してくれる学生がでてきます。
その学生は採用の魅力を知っているわけですから、
そうやって力を入れて実施した採用から育ってきた
新たな力を採用に還元していくとなると、
ブランド企業への道が見えてくるかもしれません。
いかがでしたでしょうか?
もしかしたら「一人いれば大丈夫ですよ」
という回答を期待しての質問だったかも
しれませんので、期待外れだったかもしれません。
でも、人を魅了するのは、
やっぱり人ですから、
組織を良くしていきたいと思ったら、
そこに人を介在させるのが必要なこと
なのではないでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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