vol.0096 リクナビ合説が開催されないとしたら、どうしたらいいの?(1/2)
採用職人の清田です。
今日のご質問は、
「リクナビ合説が開催されないとしたら、どうしたらいいの?」
というものです。
これは大ニュースですね。
リクナビを主催するリクルートキャリアは以下のように
プレスリリースをしています。
『リクナビ2021』合同企業説明会 3月1日から31日まで中止を決定
リクナビ合説開催されないということが、
どのような状況を引き起こすかまずは
冷静に分析をしてみたいと思います。
このプレスリリースに対して、
識者は色々な見方をしています。
表向きはコロナウイルスの影響から、
人が集団で集まる会の自粛を呼びかける
政府に意向に沿ったというように見えます。
が、本当にそうか?
という声がチラホラ聞こえてきます。
まだ記憶に新しいことですが、
リクルートは就活生の個人情報を
企業に売っていたというニュースが
2019年の末に流れました。
これに対して
学生や大学はリクルートに対して
不信感を抱いています。
リクルートの株価は、
その後順調すぎるくらいに上昇
していますので、
世間一般からすると大したことのない
ニュースと受け取ったかもしれませんが、
大学と学生はそうは受け取っていません。
リクナビ合説を開催しても、
学生が前年からすると大幅に割れることが
予想されます。
もし、リクルートが合説を開催し、
その減り幅が尋常でなかったら
世の中の投資家もリクルートの経営に
不安を覚えます。
となると
株価の暴落です。
リクルートはコロナウイルスの影響に
乗っかり、この最悪の事態を回避したのではないか?
というのが採用職人の考えです。
もしそうだとしても、
それはリクルートの問題であり、
例えば、日本にはリクルートと二台巨頭として
競合しているマイナビがあります。
マイナビの合説に切り替えたらいいんじゃないの?
そう楽観的に考えることもできます。
ところが、
事態はそんなに楽観視できなくなって
しまいました。
いくらリクルートの合説中止の真の理由が
大学や学生に広まった不信による
影響を隠すためだったとしても
表向きはコロナウイルスのためと
言っているのです。
マイナビの経営者の立場に立って
考えてみたら最悪の結末が予想されます。
最悪の結末と、
じゃあどうするの?を次回書いていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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