vol.0076 知名度、ブランドのない企業は、どうやって採用したらいいですか?(3/4)

前々回から始まった、
保険代理店に対しての公開採用コンサル
のような記事、
前回は、現時点保険屋という領域にも
関わらず金融の総合商社であるという
未来そうなりたい像で採用をすることが
正しいのか、間違いなのか?
というところまででした。

続けていきます。


一言でいうとですね、
求職者はこれまでの会社に入社をするのではなく、
これからの会社に入社をする
ということなんです。


例えば2020年3月1日解禁の
採用活動では、入社してくれるのが
2021年4月になりますので、

最低でも一年以上先の未来の会社に
入社をしてくれることになります。

みなさんだったらどうですか?

今年まではお客様から強い支持を得て、
お客様から「えっ?そんなに安くていいの???」
と疑問に思われるくらい高い価値を安く提供
できていて、公共性も高く誰からも憧れられる
会社だったけれど、来年から経営者の方針変換で、
お客様から絞るだけ絞り、
気に入らないとお客様が言うのならば、
脅しをかけてでもお金を奪ってこい!
という会社になります。という会社に入社をするのと

今年までは保険屋としてコツコツお客様の
ご要望にお応えして、小さいながら地域を
支えてきた会社だけど、来年からの経営者の方針変換で、
これまでの保険事業は継続して支え続けます。
そこで得た事業資金を元に、
金融の総合商社を目指します。
これにより、これまでお客様に対して提供できたのは
資産を不慮の出来事への備えだけだったところを、
資産を守り、資産を増やすことで、
お客様の経済的な問題に全方位的にお役に立てる企業へと
変わっていきます。という会社に入社をするのと

どちらが良いと思われますか?

そんな誘導尋問みたいな質問言われても
と思われるかもしれませんが、
実際そういうことです。

求職者からすると、
実際のところこれまで会社がどうだったかよりも、
今後会社はどうなっていくのか?
の方がよっぽど大事なのです。

だから、次期経営者が目指す未来ビジョンを
固めるのです。


それができたら、
最初に前振りだけしておきました。
仕事の再定義を行います。

金融の総合商社で戦えたら
保険屋で戦うよりもマシかな?
と思いますか?

残念ながらこの金融の総合商社という言葉、
そんなにユニークなものでもありません。

これでも競合がたくさんいてしまうので、
わざわざ仕事の再定義をして、
またレッドオーシャンに飛び込むなんて
ことはしません。

では、どうしたか?


「人を支える人」


これが再定義した仕事でした。


この一見すると、
何を言いたいのかよくわからない仕事が
どうして採用に対してパワフルなのか、
次回で完結させます。


最後までお読みいただきありがとうございました。
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