vol.0156 何も取り立ててアピールすることのない会社は、基本給を上げて、年間休日を増やす以外に何か良い方法はありますか? (2/2)

採用職人の清田です。

さて前回の「vol.0155 何も取り立ててアピールすることのない会社は、基本給を上げて、年間休日を増やす以外に何か良い方法はありますか? (1/2)」では、何も取り立ててアピールすることのない会社があるのではなく、何をアピールしていいかに気づけていない会社があるだけなのだろうと思う。という考察を書かせていただきました。

今回は、実際に自社の魅力を浮き彫りにして、
アピールする内容を考えるのはどうしたら
いいでしょうか?という内容に踏み込んでいきます。
 
 
最も簡単な解決策は、
外部の専門家を入れること
です。
特に採用において企業のアピールすべきところを
常日ごろから探し続けている採用コンサルタントからすると
企業様のアピールすべきポイントを見つけて、
そこをベースに採用活動を組み立てることは
造作のないことです。
 
簡単な方法としては、
外部の力を使うということです。

でも、専門家の力を使わなくても
自社のアピール方法を見つけていくことはできます。

 
異なる業種の経営者と交流し、
互いに魅力ポイントを見つけあう

自分の家族に仕事や会社のことを伝えて、
どう感じるかを教えてもらう

入社したばかりの新入社員に
自社を選んだ決め手はなんだったか?
を聞いてみる。
(しっかりとたくさんの会社と比較をするような
就職活動をした学生時代を送っていないと
残念な答えが返ってくることもあります。)

ともかく、
自社に染まりすぎた人に聞いても
あまり効果的ではないので、
少し離れたところから自社を客観的に
見てくれる人の協力を得るのが良いと
思います。
 
宣伝もしておくと、
採用コンサルタントの場合、
見つけた魅力と、求める人材が求めるであろう
欲求ポイントの共通接点を導き出し、
ピンポイントに求める人材に遡及できる
選考設計をするので、使い勝手は良いと思います。
 
タイを釣るのならばタイ用の釣り具と餌を使い、
マグロを釣るのならばマグロ用の釣り具と餌を使わないと、
なかなか求める魚を釣ることはできません。
 
ぜひ、自社のアピールポイントを見つけ出し、
その中で、求める人材が目を輝かすポイントに絞って
活用をしてみてください。
 
その他条件に関しては、
業界平均と比べて著しく低くなければ
そう問題にはなりません。

お金を投資すべきところは
見極めていただけたらと思います。


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