vol.0136 学生が企業規模も知名度も条件も劣る同業企業を選ぶ理由は何か?(2/4)

前回は、質問者様からの質問を一般化して、
採用力「求める人材を採用しきる力」の違い
理由ではないか?
ということで採用力について話を進めております。

採用力 = ブランド × 組織戦略 × 採用活動

ここからは、採用力を構成する3つの要素
それぞれを解説していきます。


①ブランド

・産み出している価値をどう認知されているか?
・社員の待遇についてどう認知されているか?
・その会社に入社をしたいと考える人がどれだけ多いと認知されているか?

ブランドとはイメージのことですよね。
周囲からどう認知されているのか?
というものです。

購買に例えると理解が進みやすくなると
思いますが、ブランドというものは、
蓄積です。

立ち上がったばかりの企業の
出たばかりの新製品にブランドイメージ
というものはありません。

新製品だとしても、
企業自体にブランドがあると、

「あの会社の作るものなら間違いないはずだ」

ということで、
企業のブランドイメージが商品に乗るという
ことはあります。

例えばappleという会社にブランドイメージがあるので、
新型のiPhoneやiPadだったら、
まだ使ったことないけれど、
何の躊躇もなく買い替える人もいるでしょう。


このブランドイメージというものが
一朝一夕にできあがるものではないという
ことは理解しやすい考え方だと思います。

テレビCMか何かのマスメディアの力を
使って一気にブランドイメージを構築する
ということは、できなくはないんですけどね、

「試しに買ってみた」

という人の評価によって、
良いブランドイメージとして定着するか、
それとも悪いブランドイメージとして
定着するかが決まります。

なので、①ブランドというものは、
ブランドイメージそのものを創りにいく
という考え方ではなく、

長期的な視点を持って、
市場から持ってもらいたいブランドイメージを
社内で固め、
そのブランドイメージにそぐう
日々の商活動の積み重ねの結果、
徐々に固まっていくもの
という風に考えた方がいいのだろうと
思っています。

採用力を左右する1つ目の要素
①ブランド

採用において、
かなり強い力を発揮するものの、
そうすぐに高めていくことの難しいもの

行動ではなく結果

そういうものでした。


次回続きましては
②組織戦略
です。


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