「エジプト神話」を調べたら、知恵と知識の神トトが実は凄い神だった。
「ENNEAD(エネアド)」からエジプト神話に興味を持ったので、本を購入して読んでみた。
さっそくマアトとトトの項目を詣でてみたら、トトが滅茶苦茶凄い神だった。
宇宙の法則を造り、それを記録するために文字を発明し、計算を造り、社会の仕組みを作り、魔法をイシスに教える。
実は凄い人(神)だったんだな。
「エネアド」の人物関連図を見ても、一人だけラーの系譜から外れている。
宇宙を創造しているという説明を見ても、ラーと同等の力を持つ、異界(異なる系譜)の神なのかもしれない。(ラーの息子という説もあるみたいだ)
規格外の神だから、「エネアド」では逆にギャグキャラにしたのかもしれん。
「エネアド」でも真面目な顔をしていると、凄く威厳がある。
でも自分は、こういうトトのほうが好きだな。
この辺りのトトがマアトを好きになって「マアトは全然興味なしだし」から、結婚に至った経緯が読みたい。
良かったな、振り向いてもらえて。
マアトは「法そのもの」「正義という概念を神格化した神」で、元の神話においては人格はなさそうだ。
元の神話を見ると、外見といいストーリーといい、アレンジの仕方が凄いと思ってしまう。
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