2024年9月、「二十四節気 白露」を過ぎても、日中の気温が35度を超える日がでてきましたね。「残暑」という言葉ではなく「酷暑」という響きが体感される日が続いています。 わたしが住んでいる街の駅。 駅前には、普段は多くの人が行き交うにぎやかな通りがあります。 そこには1年を通して、人々の行き交う姿と息遣いがあります。深夜でもちらりほらりと人の歩いている姿が見られ、足音も聞こえます。めったに通りが無人になることはありませんでした。 でも今年の夏。わたしにとって、見たこともな
8月、酷暑を予感させられる朝。子どもたちが夏休みに入って2週間ちかくすぎましたね。 早朝、寝室の窓を開けると、かすかにラジオ体操の音楽が遠くから聞こえてきます。 また別の日、出勤のために車を走らせていると、小さい子どもたちがお父さんに手を引かれて歩いています。いまは朝6時半前だから、ラジオ体操をする会場に向かっているのかもしれませんね。 おじいちゃんに手を引かれて歩いているお孫さん。 若いお母さんに抱っこされている小さな子。 おばあちゃんと並んで歩いている女の子。 短パ
水琴窟 インターネット上のさまざまなサイトで、いろんなな「水琴窟」の音を聴くことができますね。 これらの音を瞼を閉じながら聴いていると、日常の喧騒の記憶がどんどん遠のいてゆき、自分自身の心の奥底から湧き出る泉を見ているような心持ちになります。 もちろん、人によっては、いろんな違う受け取り方がありますから、一概に決めつける乱暴なことはできません。でも、多くの人が、心地よい深い眠りに誘われるような気分は味わえるのではないかと思います。 寝苦しさを感じる夜に、耳からの清涼感
6月27日昼ころ、はっきりと現れたハロです。これだけ綺麗な日暈は珍しいです。 でも、タイトル写真で日暈がクッキリ見えていますが、肉眼では、日暈の虹色がもっと太く鮮やかで蛍光色の強い色合いでした。また再び出会いたいものですね。 南の空には、ちょっとわかりづらいですが、薄っすらと環水平アークが数分間、現れていました。
ひさしぶりにハグロトンボに出会いました。 ハグロトンボの風下から撮りました。ちょっとした風の揺らぎでも反応して、飛んでいってしまうため、この点に気をつけて、やっと撮れました。 次回は、質は良くないですが、ショート動画もあげます。
11月下旬になり、気温もようやく低くなり寒さを感じるようになりました。室内を暖かくするために、旧式の石油ストーブに火を点けようとすると、思わずビックリ。この季節では見かけたことのなかった緑色のバッタが石油ストーブにしがみついていました。5センチ位のショウリョウバッタです。室内が寒いのか、まったく動く様子がありません。これは、わたしにとって、ちょっとした珍事でした。 冬に入る直前、この季節、山には茶色や暗い赤色、くすんだ黄色、濃く沈んだ緑に彩られています。人間の生活圏でも、暖
晩秋の山。 今年の秋は、11月初旬まで全国的に気温が高くて、本来の秋らしい気候ではなかったですね。でも、中・下旬になって気温の寒暖差が大きくなって、山の景色も色づきが濃くなってきました。 写真には、写真でしか伝えられないものがあります。でも、わたしには写真技術がないので、今回は、写真ではなく紅葉に合うであろう「和色」の名前で、「晩秋の紅葉パッチワーク」を想像してみようと思います。 <赤系統> 「宍色(ししいろ)」「甚三紅(じんざもみ)」「真朱(まそお)」「躑躅色(つつじい
玄関に桜の花びらが一枚。 遠くの桜並木から、風に飛ばされてきたようです。 「これから天候が荒れて、花びらは散ります」 桜からのお知らせですね。 町内の回覧板みたいに、玄関先にポツンと置かれていました。 季節ごとに届けられる、木々からのお知らせ。さり気なくて素敵ですね。 今日は近所の小学校で入学式が行われます。お子さんや家族にとって、一生に一度きりのイベントです。穏やかな天気に恵まれ、ステキな思い出になると良いですね。
2023年3月26日 今年もツバメが家の中に入ってきました。 毎年3月末ころにやってきますから、ほぼ例年通りですね。 ただ、今年はいつもと違う点が一つありました。 いつもはオス一羽だけでやってくるのですが、今年はツガイ揃って家の中に入ってきました。 上の写真は、その姿です。驚かさないようになるべく離れて撮ったため、ちょっと画像が不鮮明です。 ツバメたちは家の中にはいると、さっそく古い巣の修繕のために飛び回っていました。 夜になり、一緒に巣の中に入り眠りについていました。
知人が、ある神社で撮った写真送ってきてくれました。 「おもかる石」という物がある神社に行った時の写真だそうです。 「おもかる石」とは、石占いが起源だそうです。この石占いとは、神社や寺院に置かれている特定の石を持ち上げて、その時に重く感じるか軽く感じるかどうかで、吉凶や自分の願い事が叶うかどうかを占うものだそうです。 「おもかる石」の原理は、自分の体が「自分にとって良いもの・必要なもの」と受け入れる時は軽く感じられ、「自分のとって良くないもの・不必要なもの」となれば重く感じ
私の職場の近くに「霧島つつじ」が植えてある一画があります。 近くの用水路に、八月中頃から一頭の「ハグロトンボ(羽黒蜻蛉)」が、フワリフワリと飛んでいました。 小さい頃は、カラフルで可愛い「イトトンボ」はよく見たのですが、黒いトンボはほとんど見かけることはありませんでした。ハグロトンボの飛びかたをよく見ていると、パタパタとした仕草に可愛さを感じます。 日本では昔から、黒いトンボは縁起が良いと言われています。「ご先祖様の化身」とか「神様の使い」として大切にされてきたようです
暦の上では「処暑」も過ぎましたね。 八月の初旬は、日本中が危険な暑さに覆われていました。原因の一つに、太平洋高気圧の上にチベット高気圧が覆いかぶさっていためとも言われていました。 この危険な暑さは、人間だけではなくほとんどの動物植物にとっても、本当にきびしい夏でした。 我が家で子育てをしていた親燕も、子燕たちに餌を与えた後、窓枠にとまり一休みをしていました。クチバシを開けて「はあはあ」と苦し気な姿でした。この時の子燕は、今年2回目の子供たちでしたが、1羽も巣立ちすることはあ
今年も、我が家に来た燕の子供たちの巣立ちが始まりました。 生まれ育った巣から、初めて自分の翼で飛ぶ姿。 初々しくて、可愛いですね。 子燕 「飛べるかな?こわいなぁ」 親燕 「大丈夫。思い切って飛んでみなさい」 子燕 「でも、こわいな」 親燕 「はやく飛び込みなさい」 毎年の見慣れた光景ですが、何度見てハラハラします。 (がんばれ~) 今年は、五羽の子燕たちが育ちました。 一羽一羽、飛び方に性格の違いが表れていて面白いですね。 無事に(?)、親燕に追い立てられながらでし
桜が満開になった頃の夕暮れ。 淡い桜色に染まった空が、時と共にオレンジ色に変わり、赤くなってゆく。雲の隙間からは、色褪せた青空が見えていた。 4月11日の夕空は「桜色」だった。 空全体に薄い雲が広がり、そこに夕焼け前のパステルピンク色の夕空が現れていました。スマホのカメラで、撮っても撮っても、その空色は撮れない。それが時間とともに、パステルオレンジになり、スジ状のオレンジ色の蛍光色に変わっていきました。 雲の隙間から、昭和の銭湯のタイル壁に描かれているような、色あせた青
猫の散歩には、自分の縄張りをパトロールするという重要な意味があります。 またそのほかに、近所の猫付き合いの中で、情報を交換する意味もあるのでしょう。 だから、一匹で散歩する時間というのは、気ままに散歩しているようでも、猫にとっては大切なひと時なのでしょうね。だから、飼い主であっても、あまり干渉はしない方が良いのかもしれませんね。 でも、3月中旬に起こったある出来事をきっかけに、この考えを変えようと思います。 その出来事とは、猫が二羽のカラスに囲まれ、怖いのか、固まって