ホークアイはソニーのグループ企業。
ソニーのスポーツビジネスの推進役は、グループ会社ホークアイ・イノベーションズだ。
ホークアイの各種サービスは、世界90カ国以上、25種類もの競技で活用されている。とくに、審判判定支援サービスは多くの主要な国際大会で採用されている。たとえばサッカーのVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー=ビデオ判定)がそれだ。
また、2020年から米国のメジャーリーグで採用されているプレー分析サービスも、その一例だ。画像解析技術とトラッキング(追跡)システムで、球場全体のボールや選手の動き・骨格情報までもとらえてリアルタイムで解析、データ化する。このデータを使い、投手や打者のフォームや投球内容、打球やバットの軌道、野手の動きなど、フィールド上でのすべてのプレーをより精密に確認、評価できるだけでなく、CG映像化も可能だ。サッカーなどでも同様の技術がすでに活用されており、試合の中継放送のほか、メタバースなども含めたエンタテインメントへの活用も期待されている。