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鳥展

 三連休に入る前に、国立科学博物館の「鳥展」へ行ってきました。正式にはちょっと長い学術的なタイトルが付いていましたが、要は様々な鳥の剥製が見られるというもの。

鉛筆とスケッチブック片手に。
時間を決めず描く。

 たとえ短時間でも見て描く方が、自分にとってはカメラよりも有効なよう。上手下手は無関係。おそらく、より多い情報(3次元、時間)をよりシンプルな圧縮(ドローイング)をかけているそのギャップからだと思います。
 写真や画像を元に、その通り精巧に絵の具等で描くという表現スタイルも勿論知っています。しかしその根本的な振れ幅が、私にとっては中途半端に感じます(逆説的に、その中途半端さを個性として表現している作品の方には興味が湧く)。
 結局そもそものルールや枠を自身が決めたい、という欲求に段々と勝てなくなってくる。
 例えば、俳句や漢詩、公案などと並べられる絵を描くとするなら?と自問自答すると、その削ぎ落とし方、突き詰め方、新鮮さに驚くばかり。10代の頃に何度も絶望しながら模写した記憶が蘇ります。絵を描きながら、絵以外から知りたいことが増えました。

インドクジャク
キタタキ
クロライチョウ(雌雄)
ホオジロエボシドリ
ヨタカ
ユキドリ
カザリキヌバネドリ
チマンゴカラカラ

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