革命のファンファーレを鳴らす
こんにちわ。じゅんです。
今回はクラウドファンディング1億円を集め、絵本「えんとつ町のプペル」を34万部売った西野亮廣さんの頭の中を徹底解剖した本『革命のファンファーレ』についてです。
以前は「新・魔法のコンパス」について書きました。その内容と重複する部分もありますが、別の角度から書いてあるのでまとめていきたいと思います。
では行きましょう。
『革命のファンファーレ』
時代はどんどんスピードを増して変化しています。人間が生まれてから数千年が経ち、日本で言えば江戸時代から考えても数百年しか経っていないです。地球からしてみたら数秒だし、意外と時間が経ってないんですね。
#いっても数百年たってる
#何回死んでるだろう ?
歴史を辿っていくと、農業革命があり、産業革命がありました。しかし、今それよりも大きな革命が起きています。それが…
「情報革命」です。
少し前での常識では、「お金=ストレスの対価」となっていました。しかし、ストレスの原因となる仕事は今後、ロボット化されてやらなくてもよくなります。
つまり、やりたくない仕事は機械に任せることによって、残るは”好きなことを仕事するしか道が残されていない”時代にないなります。
【お金の正体】
「お金」ができる前は、人は物々交換をしていました。海沿いに住んでいる人と山に住んでいる人が肉と野菜を交換するアレですね。しかし、生モノには賞味期限があるんです。どんどん腐るんです。そこでどうしたらいいものか?と考えた結果、腐らないもにしたらいいじゃないかとなり貝殻を扱うようになったんです。
#映画 「えんとつ町のプペル」を観るとわかりやすいです。
その後、貝殻から貨幣へ、貨幣から紙幣へ、紙幣からクレジットカードへと時代に合わせてお金は形を変えてきました。
【信用持ちになれ】
お金がどうして生まれたのかは分かったと思います。そして、今、お金として扱えるものがあります。それは、
「信用」です。
クレジットカードを作る時がわかりやすいですが、審査によりこの人は支払い能力があるかどうかを見られます。支払い能力があるとみなされると信用され、クレジットカードを使用することができるのです。
では、信用を得るにはどうしたらいいのでしょう?
方法はいろいろあります。例えば、「料理をふるまう」「ボランティアをする」など様々ですが、確実なのは「嘘をつかない」ことです。
しっかり意思表示をすることが大事です。
しかし、仕事の関係上で自分の本音ではなく建前で話をしなくてはならない場合もあります。それは、「環境」によっ「嘘」をつかされてしまっています。
僕らの意思決定は「脳」ではなく、「環境」が握っていることになります。
昔は「正直者は馬鹿を見る」と言われていましたが、そんな時代は終わりを迎えました。
クラウドファンディングやオンラインサロンによって信用がお金に換金できるようになり、「信用持ち」にお金が集まるようになります。
【インターネットにより破壊されたもの】
最初に「情報革命」が起きたと書きました。インターネットにより近隣の人だけじゃなく、世界中の人と繋がることができるようになりました。
それによって物理的制約の破壊が起き、ありとあらゆるものが調べることでわかるようになり、無料化されました。
つまり、何かは作品を出す時にはネタバレがスタートになってくるんです。なので、人が行動を起こす時の動機は常に「確認作業」になります。
みんな何か買うときに失敗したくないんですよね。だから、より確実なものを選ぶようになりました。
後悔の可能性を取り除いてあげます。
【共犯者作り】
ここ数年でSNSが普及し、みんなが発信者になることができるようになりました。それによって、今まで一方通行で受け取るだけでなく、発信側に回ることもできるようになりました。そのため、発信者、受信者、その両方を行き来するセカンドクリエーターという層が増加しました。
これからは、そのセカンドクリエーターを巻き込むことが重要になります。情報を集めて、自分からも発散できる人たちを狙っていくわけですね。
現代の宣伝力は、「口コミ」です。いかに口コミさせるかが勝負になります。その時のポイントは、
「お客さんの手柄」を作ってあげて、購入することにより自分にポイントが入る環境を設計してあげることです。
自分がやってあげたことで、目の前の人が喜んでくれるとこっちもうれしくなりますよね。”キッカケ”をデザインしてあげます。
そのために必要なのが「コミュニケーション」です。この本では「スナック」が一番のコミュニケーションの場所と言っています。
【情報量と行動量】
何を始めるにしても、下準備がものすごく大事なります。負けたないための下準備をして勝負に出ます。すべてにおいて「行動」が答えを教えてくれます。
でも、なかなか行動に移せない人がいます。みんな、行動できないのは勇気がないからだといいますが、それは違います。
行動できないのは不安だからです。不確かだから不安に思うんです。それを取っ払うには「情報」を集めるしかありません。核心に至るまで、情報を集めることです。情報を集める行動を起こすんです。
”情報は行動する人のところに集まり、更なる行動を生み、また情報が集まってきます”
この行動の連鎖を起こすために、圧倒的な努力が必要です。
自分の人生を自分で切り開くには、覚悟が必要で情熱をもって行動しなければなりません。より行動を起こし、情報を集め、負けない下準備をして挑戦していきましょう。
そうすれば、挑戦している人の周りに手伝ってくれる人があるまってくれるはずです。
現代は誰でも発信できる時代だからこそどんどん発信していきましょう。